――「なごやボランティア・NPOセンター」でまた解雇事件!――■一方的なシフト削減・雇用関係否定を許さないぞ!2009年6月、
「なごやボランティア・NPOセンター」で
2度目の解雇事件が勃発しました。
解雇されたのは職員の
Yさん。
「なごやボランティア・NPOセンター」で結成された、
名古屋イキナリ労組の書記長を務めていた
人物です。
Yさんは
「なごやボランティア・NPOセンター」の管理・運営を
名古屋市から委託されている
NPO法人ワーカーズコープから解雇されました。
いま全国で、
このように元々行政がやっていた公的な仕事を
「指定管理」と称して民間に下請けに出す手法が
広がっています。
「お役所仕事」の評判の悪さも手伝ってか、
「NPO法人が仕事をしてくれるのなら
いいんじゃない?」との評価も
よく聞きます。
しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか。
Yさんの解雇事件はそのことを
私たち市民一人一人に問いかけるものです。
Yさんは2008年5月8日、
「時給850円、期間の定めなし、
就業場所:NPOセンター、
始業・就業 8時30分~17時30分、
休日:4週8休」という「就労契約書」を
NPO法人ワーカーズコープと交わし、
「なごやボランティア・NPOセンター」で働いてきました。
「非常勤職員」とされてきましたが、
仕事を始めて3ヶ月後には上司から
「8月15日から常勤職員として
頑張ってもらう」と言われていました。
しかし8月15日を過ぎても何の音沙汰もなく、
8月27日には逆に、
「9月以降の勤務は半月で3日程度になる」(!)と
一方的に通告されてしまいました。
Yさんは収入が激減。
医者にもかかれなくなって持病が悪化し、
家賃も払えなくなりついにはホームレス状態に
なってしまいました。
裁判の中でNPO法人ワーカーズコープ側は、
上のような「就労契約書」を交わしていたにもかかわらず、
Yさんとの契約は労働関係ではなく
「集団的自己雇用関係」であったなどと主張して、
裁判官にもビックリされている始末です。
こんなへ理屈が、こんな理不尽な話が
名古屋市の所有する公共の施設で
まかり通ってもいいのでしょうか。
私たちはNPO法人ワーカーズコープに、
Yさんを再び「なごやボランティア・NPOセンター」の職場で
働かせるよう求めます。
市民のみなさまの圧倒的な注目とご支援を
よろしくお願いいたします。
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