三重:鈴鹿さくら病院でストライキ

――病院側、スト突入30分後に要求受け入れ――
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■労組「勝利」と評価
三重県鈴鹿市の鈴鹿さくら病院で、
手当の引き上げなどをめぐり
7月5日の16時30分から
労働組合がストライキを行なった。
病院側は
ストライキ突入から30分が経過した
同日17時に
組合側の要求を受け入れ、
ストライキはただちに解除された。
ストライキ中は管理職などが
代替要員に回り、
患者への直接的な影響はなかった。

ストライキを行ったのは
ユニオンみえ「連合」構成産別・全国ユニオン加盟)の
鈴鹿さくら病院分会
鈴鹿さくら病院に勤務する
看護師や事務員・給食調理員など
職員約140人中116人が加盟しており、
ユニオンみえの塩田至執行委員長が
分会長を勤めている。

組合側は今春闘で
賃上げや夏季一時金に加え、
年末年始の夜勤手当(1勤務5000円)の
1万円への引き上げを要求した。
賃上げについては定期昇給の完全実施、
夏季一時金については
基本給の2ヶ月分の支給で
合意に達したが、
手当増額については病院側は、
「必要性は認めるが
 借入金の返済を優先する」として
ゼロ回答。
さらに、
これまでは認められてきた
半日有給休暇の取得や
組合の会議室無料使用などを
認めないと組合側に通告してきたという。

病院側は一括妥結を主張し、
妥結しない限り
夏季一時金を支給しないと主張。
7月1日に行なわれた
第6回目の団体交渉においても
労使の溝は埋まらず、
組合側は7月5日16時30分から
夜勤を拒否するストライキに
突入することを宣言した。

ストライキ突入に先立ち組合側は、
入院患者の生命・身体の安全を
守る立場から、
保安要員の具体的な配置要請が
病院側からあれば
検討すると表明した上で、
7月5日16時から
病院側と団体交渉を行なった。
そして、
16時30分のストライキ突入から
30分後の17時に、
病院側は組合側が要求していた
年末年始夜勤手当の
1万円への引き上げを受け入れ、
組合側はストライキを解除した。

記者の取材に対し鈴鹿さくら病院側は、
「担当者が不在で回答できない」と
話した。

ユニオンみえ広岡法浄書記長の談話
「ストライキの力で闘いに勝利した。
 職場の圧倒的多数を
 組織している職場における
 ストライキの力が
 いかに偉大なものかを
 あらためて認識した。
 これまで団交を重ね、
 労働委員会にもあっせんにかけ、
 それでも解決しなかった。
 分会は解決するまで
 夜勤を拒否し続ける決意で
 ストライキを決行した。
 11名の夜勤者が
 ストライキに突入して
 わずか30分で決着した。
 病院側はこの間、
 弁護士を団交に出席させ、
 労働協約破棄通告を行うなど
 組合敵視の対応を続けてきた。
 手当問題では
 何があっても組合に屈服しないという
 変な決意をもって
 組合との交渉を重ねてきた。
 職場は患者の症状が重度化し 
 ますます過重労働になっている。
 病院に対する不満が高まっている。
 病院は組合を抑えつけることにより
 職場支配をすすめようとした。
 組合はこれをはねのけ勝利した。
 この意味は大きい。
 今後、
 労働協約締結をはじめ
 解決すべき課題が横たわっているが、
 ストライキによる勝利をバネに、
 諸問題も必ず解決できると
 確信している」
JanJan blog 7月7日より加筆転載)


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by imadegawatuusin | 2010-07-08 18:34 | 労働運動