エルサルバドル:首都市長に左派

――イラク撤兵要求へ――

■大激戦を制し、同市初の女性市長誕生!
中米エルサルバドルの首都サンサルバドルの市長に、
女性がはじめて選出された。
左派「民族解放のためのファラブンド・マルティ戦線(FMLN)」の
ビオレッタ・メンヒバールさん。
(『今出川通信』注:3月)12日に自治体首長選挙が実施され、
サンサルバドルでは得票数が拮抗(きっこう)し、
最高選挙委員会による裁定に委ねられ、
投票から5日目の16日にメンヒバールさんの当選が確定した。
同時に行なわれた国会議員選挙でも、
FMLNは右派の与党・国家共和同盟(ARENA)の34議席に迫る
32議席を獲得した。

■米大陸唯一のイラク派兵政策に批判
同国は、
親米派のエリアス・アントニオ・サカ大統領(ARENA)の下で
米国の要請によりイラク派兵を続ける南北米大陸で唯一の国である。
すでに戦死者も出ており、
国民の与党に対する批判は以前から強かった。
首都市長選の勝利ばかりでなく、
国会でも僅差(きんさ)の第2党となったことでFMLNは与党批判を加速させ、
早期の撤兵を求めていくことは確かだ。

■国会選挙でも政権与党に迫る勢い
サカ大統領は、
「ARENAが国民から一番、多くの支持を得たことは変わりない」と
政策の継続を表明しているが、
選挙で示された民意は無視できないだろう。
そして、
今回の選挙結果を最も深刻に受け止めているのは米国だろう。
もしエルサルバドルまで撤兵となれば、
イラク戦争の米国の“大義”は
米大陸の諸国からすべて「NO」を出されたことになるからだ。
(上野清士さん・『社会新報』元中米通信員)
『社会新報』2006年3月29日号より

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(第3号)
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by imadegawatuusin | 2006-04-07 17:03 | 国際