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10・17 名古屋 貧困撲滅のための国際デー集会へ

――金山「司法書士会館」で18時半から――

■「ワーキングプアをなくそう~雇用から考える~」

10月17日は「貧困撲滅のための国際デー」だ。
1987年のこの日、
10万人以上の人々が
世界人権宣言の採択されたパリのトロカデロに集まり、
「貧困は人権の侵害である」と声をあげたのが
その由来である。
以来、
貧困撲滅の意思を確認するため、
毎年10月17日には
世界各地で集いが開催されてきた。
1992年には国連総会が、
10月17日「貧困撲滅のための国際デー」を
国連デーと認証した。

愛知県でも今年の10月17日(月)に、
名古屋市熱田区の司法書士会館で、
午後6時30分から
「貧困撲滅のための国際デー」の集会が開催される。
主催は私が幹事を務めている
「反貧困ネットワークあいち」だ。
テーマは
「ワーキングプアをなくそう~雇用から考える~」
である。

2008年秋のリーマンショック以降、
ここ愛知では
「派遣切り」・「非正規切り」の嵐が吹き荒れた。
特に、
仕事と住まいがセットになった
「住み込み派遣」で働いていた多くの労働者たちが、
仕事と住まいを同時に奪われ、
路上に放り出されたことは記憶に新しい。

人間は労働によって社会に価値を作り出す。
職場で労働者が汗を流して働くことが
社会を動かす原動力となっている。
したがって、
まっとうな雇用こそは社会福祉の原点であり、
貧困のない安定した社会の基盤なのである。

集会では
週刊「東洋経済」記者で
『雇用融解』などの著書のある風間直樹さんと、
名古屋ふれあいユニオンの賛助会員でもある
名古屋大学法学研究科教授の和田肇さんが講師となり、
雇用を改善するため、
私たち一人一人がどうしたらいいかを考える。

労働者・市民の広範な結集で
10・17「貧困撲滅のための国際デー」集会の
大成功を実現し、
貧困のない、
平和で豊かな社会への道を
私たち自身の手で切り開こう!

●日時 10月17日(月)午後6:30~8:30
●場所 愛知県司法書士会館(金山駅から徒歩5分)
●内容 ・最低賃金生活の体験談
    ・風間直樹氏の講演
    ・和田肇氏の講演など
●参加費 500円
●主催 反貧困ネットワークあいち
【講師紹介】
風間直樹:東洋経済新報社に入社後、
     雇用・社会保障問題を取材。
     週刊『東洋経済』で記事にしてきた。
     第1回貧困ジャーナリズム大賞を受賞。

和田肇:名古屋大学法学研究科教授。
    専門は労働法。
    名古屋ふれあいユニオン賛助会員。
    反貧困ネットワークあいち共同代表を務める。

【参考記事】
「貧困撲滅のための国際デーあいち集会」開催

「反貧困ネットワークあいち」
会費額等(年額)
・会員 会費 一口1000 円。 ・サポーター 賛助金 一口1000 円。
*ただし、月収(手取り)が生活保護基準額と同等と認められる場合には、
 会費・賛助金を免除する。
反貧困ネットワークあいち事務局
〒453-0014 名古屋市中村区則武一丁目10 番6 号 名古屋法律事務所内
Email: info@hanhinkon-aichi.net
WEB:http://hanhinkon-aichi.net/
FAX:052-451-7749、TEL:052-451-7746
郵便振替 00800-6-190393 口座名義 反貧困ネットワークあいち
by imadegawatuusin | 2011-09-29 20:18 | 経済
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