「改憲派」社民党員の提言

日本の代表的な日刊紙である
『朝日新聞』の去年11月17日の「オピニオン」欄で
評論家の塩田潮(うしお)さんが、
「『憲法改正即、タカ派』と捉えるべきではない。
 むしろリベラル派の人たちも、
 憲法改正の中身と、
 目指すべき方向の議論に取り組むべきだ」と
提言していた。
私も全く同感である。

私は社会民主党の党員である。
世間的には
「護憲の党」というイメージの強い社民党だが、
党の綱領である『社会民主党宣言』には
実は「護憲」という言葉はどこにもない。
『社会民主党宣言』には
「憲法の理念」の「実現」とか
「平和憲法を守る」といった言葉はあるが、
現行憲法をそのまま守るとは
どこにも書かれていないのである。
だから私のように、
血統主義的な皇室制度は憲法から削除すべきだとか、
「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」すると定める
憲法24条を改正して
同性婚を認めるべきだと主張する「改憲派党員」も
社民党にはいるのである。

単に
「今ある憲法をそのまま守る」との立場に
終始するだけでは、
発想も運動もどんどん保守的になっていく。
「護憲」か「改憲」かという発想ではなく、
いいものはいい、
悪いものは悪いと言えばいいだけの話なのだ。
タカ派的な「改憲派」勢力が
今回の総選挙でも勢いを増す中、
「護憲」に汲々とするリベラル勢力は
このところ防戦一方だ。
平和・人権・民主主義の旗を掲げる
リベラルな勢力の側こそが、
より民主的・より平和的・より人権擁護的な憲法構想を
むしろ積極的に対置してゆくことが
今こそ求められているのではないだろうか。

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by imadegawatuusin | 2013-03-18 18:49 | 政治