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青林堂:出版傾向にまた異変?!

――昔ガロ 近年ネトウヨ 今霊性――
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■スピリチュアル化の裏に何が?
かつては
白土三平『カムイ伝』やつげ義春『ねじ式』などを
漫画雑誌『ガロ』で送り出し、
日本漫画史に一時代を築いた青林堂。
近年はネトウヨ御用達のヘイト本出版社になったと言われ、
「青林堂はどうなってしまったんだ」と
かつてのファンを嘆かせていました。
ところが最近、
青林堂の出版傾向がまたまた変わってきたようで……。
 
『新型コロナウイルスへの霊性と統合』(2020年3月)
「中共政府は既に役目を終えた、
 イルミナティの代行者の意を体したアメリカによって
 潰される運命」だそうです。
 
『5次元への覚醒と統合』(2020年3月)
「日本の歴史が古代の力を呼び覚ます」そうです。
 
『日本の女神たちの言霊』(2020年3月)
「豊かになりたければ『10 億円!』と唱える」と
いいそうです。
 
『日月神示とパワースポット』(2020年2月)
「自然災害も
 日本が世界でも有数のエネルギーの高い地場の国という
 証」だそうです。
 
『大開運』(2020年2月)
「太陽浴で、天照大御神のパワーを補充」すると
「大開運」するそうです。
 
『ピラミッド封印解除・超覚醒 明かされる秘密』(2020年1月)
「88次元Fa-Aであるドクタードルフィンが
 エジプトギザのピラミッドを覚醒」するそうです。
 
今年に入ってから青林堂が出した
まともなネトウヨ本(というのも変ですが)は、
2月8日発売の雑誌『ジャパニズム』53号だけ
(しかもこの号をもって「諸般の事情により」休刊)。
残りは上のようなオカルト本ばかりです
(これらの本にも国粋主義の名残は有るようですが)。
青林堂に一体何が有ったのでしょうか? 

by imadegawatuusin | 2020-03-19 23:10 | 文化
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