福田首相の辞任表明にあたって

――辞任は当然、居座りが異常――

■新政権は早期解散・総選挙で国民の審判を受けよ
福田首相が9月1日、
辞任表明を行なった。
「政権投げだし」・「無責任」との批判もあるが、
福田首相は今年6月11日の時点で、
二院制の一翼を担い直近の民意を反映している参議院から
問責決議を受けていた。
参議院で可決された問責決議には、
「ここに至っては、
 即刻内閣総辞職するか、
 または解散・総選挙で国民の信を問うか、
 いずれかを選ぶべきであり、
 ここに福田内閣総理大臣の問責決議を提出する」と
はっきりと明記されていたのであり、
今の今まで政権の座にのうのうと居座り続けてきたことこそが
異常だったのだ。
退陣はむしろ当然といえる。

仮にこのまま福田首相が
衆議院の任期切れまで首相の座に居座り続けていた場合、
国権の最高機関である国会の、
二院制の一翼を担う参議院の権威は
完全に失墜していたことだろう。
あまりにも遅すぎたとはいえ、
福田首相の辞任表明を歓迎したい。

福田首相は辞任表明の記者会見の中で、
退陣理由について、
国会審議への影響や「ねじれ国会」での苦労などを挙げた。
しかし、
衆参逆転の「ねじれ国会」の現状は、
自民党内で政権を「たらい回し」する限りは
新首相の下でも何ら変わるところがない。
新政権はできるだけ早期に
解散・総選挙に打って出るべきだ。
「小泉郵政選挙」で獲得した衆議院での圧倒多数を流用して
三代続けて選挙の洗礼を受けない政権が誕生する異常事態に
今こそ終止符を打たなければならない。

筆者は今こそ、
大企業本位、アメリカ追従の
自民党政治の転換を求める。
解散・総選挙によって政権交代を実現し、
国民生活を重視する政治をいち早く実現するよう、
引き続き微力を傾注するつもりだ。
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by imadegawatuusin | 2008-09-02 17:54 | 政治