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自治労・ワーカーズコープ職員ユニオン誕生!

――全国3000人ワーカーズコープ労働者の総結集を!――

■なごやボランティア・NPOセンター職員の過半数加盟
名古屋ふれあいユニオンワーカーズコープ分会
2008年9月7日、
名古屋市中区で大会を開催し、
NPO法人ワーカーズコープ伏見事業所
なごやボランティア・NPOセンター)の過半数代表労組として
自治労(上部団体:連合)に加盟を申請し、
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオンとなった。
名古屋ふれあいユニオンワーカーズコープ分会の仲間たちが
同一産業労働者の共通基盤の上に立ち、
直接の雇用主や雇用形態の違いを乗り越えて
地域公共サービス労働者の最大産別・自治労への結集を
決断したことを筆者は心から歓迎する。

ワーカーズコープにおける名古屋ふれあいユニオンの役割は
円満に自治労に継承された。

大会では自治労本部組織拡大オルグの方が、
「自治労といってもすでに10万人は
 みなさんと同じ非公務員の公共サービス労働者。
 労働組合は組合員のためにある。
 どんどん自治労を『使って』いってほしい。
 組合は職場の過半数を制した。
 今後は伏見事業所だけでなく、
 全国の3000人ワーカーズコープ労働者の
 受け皿となってほしい。
 将来的には東京に本部を、
 全国各地に分会を結成したい」と挨拶。
自治労愛知県本部副委員長の
伊藤邦彦さんも、
「ワーカーズコープは本来民主的なNPOで、
 労働組合など必要ないと聞いていた。
 実態を知ってびっくりしている。
 非常勤職員に対するシフトの激減などは
 これはもう法律違反。
 愛知県本部としても早急に決着を付けたい」と
発言、
9月10日の組合発足通知・申し入れ行動には
共に同行されることを約束した。

名古屋ふれあいユニオンを代表して筆者も、
「これでみなさんは、
 全国の地方自治体・公共サービスで働く
 100万人労働者と同じ自治労労働者だ。
 みなさんの声は必ず自治労を通じて連合にも、
 労協法法制化市民会議の笹森清会長(連合前会長)にも
 届く。
 ワーカーズコープ自体も、
 名古屋市と円滑な関係を築くことができる。
 柴田委員長をはじめとする
 有能な活動家を手放すのは本当に惜しいが、
 これで伏見事業所は真の正常化に向かう」と挨拶した。

名古屋ふれあいユニオンは今後も、
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオンと
相互共闘・相互支援の強い絆を堅持する。
職場の同僚の即日イキナリ解雇に対し、
現場の職員たちが即日イキナリの労組結成をもって対抗した、
「職場の理不尽を許さない」ふれあいユニオン精神は、
必ずや自治労・ワーカーズコープ職員ユニオンに
生き続けると信じるからだ。

名古屋ふれあいユニオンは
この地域に根を張るコミュニティユニオンとして、
地域・全国の仲間たちと共に、
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオンの闘いを
全面的に支援する。
柴田委員長への処分通知の白紙撤回、
伏見事業所非常勤職員のシフト回復、
伏見事業所の「所長独裁」体制の早期終結による
「協同労働」の理念に立ち返った真の正常化等の履行を
ワーカーズコープに求めたい。

全国3000人ワーカーズコープ労働者は
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオンに結集し、
職場の理不尽を一掃しよう!
ワーカーズコープに強く優しい民主的労組を
建設しよう!

連絡は↓
〒456-0002
愛知県名古屋市熱田区金山町1丁目14番18号
 全労済金山会館自治労愛知県本部内
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオン
(執行委員長:柴田太陽)

電話:052-678-3111


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by imadegawatuusin | 2008-09-08 13:22 | 労働運動
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