米大統領選:民主オバマ氏勝利を歓迎する

――米国民はブッシュ・共和党政治にNo!――

■「変革」の風を全世界に
アメリカ国民は「変革」を選び、
弱肉強食の新自由主義的「ブッシュ政権8年間」に
明確な“No!”を突きつけた。
民主党・バラク=オバマ上院議員の
アメリカ大統領選挙勝利を心から歓迎したい。

ブッシュ共和党政権は、
イラクに対して先制攻撃を仕掛け、
主権国家への侵略を強行した。
攻撃の口実とされた「大量破壊兵器」は存在せず、
イラクにはその開発計画すらなかったことが、
当のアメリカ政府の調査団自身が
議会に提出した最終報告の中でも明らかになっている。
再建されたイラク政府も、
米軍の確実な早期撤退を求め、
アメリカ側提案の米軍地位協定の修正を
強く求めているところだ。

ブッシュ共和党政権の経済政策の基本は
規制緩和に重きを置く新自由主義路線であり、
市場は「カジノ資本主義」と化してしまった。
一部の投資家や資本家が巨万の富を得る一方、
一般労働者との格差はますます拡大し、
貧困層の増大が問題となっている。
このことが、
サブプライムローン問題を発端にした
このたびの世界的金融危機を招いたともいえる。

無政府状態と課した市場に規律を与え、
立て直す役割がオバマ新政権には要求される。
経済においては政府の役割の強化や
セーフティネットの拡充を期待したい。
ブッシュ政権の金持ち優遇政策から脱却し、
公約通り
「一般庶民には減税、金持ちには増税」を実現し、
アメリカ政府が格差是正の先頭に立つことが
待ち望まれている。

平和・人権の問題では
ブッシュ・共和党政権の軍事優先の政策を転換し、
グアンタナモ収容所の閉鎖や
イラクからの米軍の早期撤退など、
具体的な成果を期待する。

そして、
我が国もまた、
この「変革」の波に続きたい。
この国でも、
政権選択をかけた衆議院総選挙が遠くない。
平和で豊かな福祉社会の実現に向けて、
筆者もまた、
総選挙への取り組みに奮闘する決意である。
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by imadegawatuusin | 2008-11-06 09:13 | 国際