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日本語辞書

鉄漿(かね)
 お歯黒のために歯を黒く染める液。
 鉄くずを焼いて濃い茶に浸し、
 酒などを加えて発酵させて作る。
そんなにお美しくていらっしゃるのに、
一生鉄漿(かね)をお附けせずに
お暮らしなさったのでございます。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)


クリネックス(くりねっくす)
 ティッシュペーパーの商標。
 一般名詞的にも用いられる。
袋の中からクリネックスを出して、
ジョン・ローン・マサノリに渡した。/
ジョン・ローン・マサノリは
グズグズと鼻をならして、
まるめたクリネックスで、
バリバリ音のしそうなまつ毛をこすった。
(佐野洋子『コッコロから』(マガジンハウス)54ページ、1993年)


十六魂(じゅうろぐたまし)
 多趣味な人、
 気が多い人、
 考えがころころ変わる様子。
 津軽方言。
お前は十六魂(たまし)だから、
と言いかけて、
自信を失ったのであろう、
もっと無学の花嫁の顔を覗き、
のう、そうでせんか、
と同意を求めた。
太宰治「葉」『晩年』20ページ、新潮文庫)


縮緬(ちりめん)
 縮ませた絹織物。
と申しますのは、
私の婆様は、
それはそれは粋なお方で、
ついに一度も
縮緬(ちりめん)の縫紋(ぬいもん)の御羽織を
お離しになったことがございませんでした。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)


富本(とみもと)
 「富本節」の略。
 三味線に合わせて語る語り物である
 浄瑠璃の一派。
お師匠をお部屋へお呼びなされて
富本のお稽古をお始めになられたのも、
よほど昔からのことでございましたでしょう。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)


縫紋(ぬいもん)
 無地の着物に刺繍で付ける紋。
と申しますのは、
私の婆様は、
それはそれは粋なお方で、
ついに一度も
縮緬(ちりめん)の縫紋(ぬいもん)の御羽織を
お離しになったことがございませんでした。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)


羽二重もち(はぶたえもち)
 餅粉を蒸し、
 砂糖・水飴を加えて丹精に練り上げた、
 福井県の和菓子。
 転じて、
 表面がなめらかなことのたとえ。
『かわいい』私は、
羽二重もちそのままで、
目も鼻も口も無いかと思う。
目も鼻もかすかにしか認められないのに、
その羽二重もちは顔中で笑っているという
こわーい感じ。
(佐野洋子『コッコロから』〈マガジンハウス〉8ページ、1993年)


ボイル(ぼいる)
 目が粗い薄手の生地。
母さんの絹のくたくたのベージュのパンツ、
父さんがハワイで買って来てくれた
ボイルで少しすける、たらんとした白いシャツ、
ケンの母さんがくれた茶色いひものサンダル、
これはイタリア製で、すごく気に入っている。
(佐野洋子『コッコロから』〈マガジンハウス〉6ページ、1993年)

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by imadegawatuusin | 2009-01-30 16:59 | 日本語辞書

ボイル(ぼいる)

ボイル(ぼいる)
 目が粗い薄手の生地。
母さんの絹のくたくたのベージュのパンツ、
父さんがハワイで買って来てくれた
ボイルで少しすける、たらんとした白いシャツ、
ケンの母さんがくれた茶色いひものサンダル、
これはイタリア製で、すごく気に入っている。
(佐野洋子『コッコロから』〈マガジンハウス〉6ページ、1993年)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:14 | 日本語辞書

羽二重もち(はぶたえもち)
 餅粉を蒸し、
 砂糖・水飴を加えて丹精に練り上げた、
 福井県の和菓子。
 転じて、
 表面がなめらかなことのたとえ。
『かわいい』私は、
羽二重もちそのままで、
目も鼻も口も無いかと思う。
目も鼻もかすかにしか認められないのに、
その羽二重もちは顔中で笑っているという
こわーい感じ。
(佐野洋子『コッコロから』〈マガジンハウス〉8ページ、1993年)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:13 | 日本語辞書

縫紋(ぬいもん)

縫紋(ぬいもん)
 無地の着物に刺繍で付ける紋。
と申しますのは、
私の婆様は、
それはそれは粋なお方で、
ついに一度も
縮緬(ちりめん)の縫紋(ぬいもん)の御羽織を
お離しになったことがございませんでした。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:12 | 日本語辞書

富本(とみもと)

富本(とみもと)
 「富本節」の略。
 三味線に合わせて語る語り物である
 浄瑠璃の一派。
お師匠をお部屋へお呼びなされて
富本のお稽古をお始めになられたのも、
よほど昔からのことでございましたでしょう。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:11 | 日本語辞書

縮緬(ちりめん)

縮緬(ちりめん)
 縮ませた絹織物。
と申しますのは、
私の婆様は、
それはそれは粋なお方で、
ついに一度も
縮緬(ちりめん)の縫紋(ぬいもん)の御羽織を
お離しになったことがございませんでした。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:10 | 日本語辞書

十六魂(じゅうろぐたまし)
 多趣味な人、
 気が多い人、
 考えがころころ変わる様子。
 津軽方言。
お前は十六魂(たまし)だから、
と言いかけて、
自信を失ったのであろう、
もっと無学の花嫁の顔を覗き、
のう、そうでせんか、
と同意を求めた。
太宰治「葉」『晩年』20ページ、新潮文庫)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:09 | 日本語辞書

クリネックス(くりねっくす)
 ティッシュペーパーの商標。
 一般名詞的にも用いられる。
袋の中からクリネックスを出して、
ジョン・ローン・マサノリに渡した。/
ジョン・ローン・マサノリは
グズグズと鼻をならして、
まるめたクリネックスで、
バリバリ音のしそうなまつ毛をこすった。
(佐野洋子『コッコロから』(マガジンハウス)54ページ、1993年)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:08 | 日本語辞書

鉄漿(かね)

鉄漿(かね)
 お歯黒のために歯を黒く染める液。
 鉄くずを焼いて濃い茶に浸し、
 酒などを加えて発酵させて作る。
そんなにお美しくていらっしゃるのに、
一生鉄漿(かね)をお附けせずに
お暮らしなさったのでございます。
太宰治「葉」『晩年』12ページ、新潮文庫)

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by imadegawatuusin | 2009-01-05 22:06 | 日本語辞書