――解雇にも冬にも負けないぞ! 生き残って再び会おう!――

■所持金十数円、生活保護の申請に同行
12月28日。
午前中、一本の電話がユニオンに入った。
「所持金がもう十数円しかない。
 会社の面接を取り付けてあるが
 会場に行く交通費ももうない。
 どうすればいいか」というものだ。

居場所を聞き、
直近の駅で待ち合わせて、
区役所に生活保護の申請をするのに
同行した。
申請は受理され、
さしあたって来年再び役所が開庁するまでの
7000円の「前貸し」を受け取った。
「これで何とか年が越せそうです」。
その言葉を聞いて私もホッとした。

■越冬突入集会に参加
夜は、
名古屋駅前・西柳公園(名駅四丁目)で開かれた
第35回名古屋越冬活動の越冬突入集会に参加。
連帯の挨拶の中で私は、
昼の生活保護申請への同行事例について紹介した後、
次のように言った。
「この一年、名古屋ふれあいユニオン
 派遣切り・非正規切りの最前線で闘ってきました。
 生活保護の申請にも何回も同行しましたが、
 ここ名古屋市においては
 比較的スムーズに申請が受理され、
 『食べるものがない、住むところもない』と
 ユニオンを頼ってこられた人からは
 一人の餓死者・凍死者も出すことなく
 今日を迎えることができました。
 これはひとえに、
 ここ名古屋における
 35年にわたるみなさんの闘いの成果に
 他なりません」。

笹島を中心とする労働者らの
ねばり強い闘いの実績の上に
今の名古屋市のホームレス対策がある。
これは絶対に疑い得ないことである。
過去34回の越冬に結集した多くの仲間の闘いがなければ、
2年前、派遣切りで寮を追い出された私は
寒空の下 野宿を強いられていたであろうし、
昨年三河地方から続出した派遣切り労働者らの命を
救うこともできなかったにちがいない。

だからこそ私は、
「私が今日ここでこうしてあることができるのも、
 みなさんの長年にわたる闘いのお陰です。
 本当にありがとうございます。
 そして、
 仕事がなくなった途端に住まいまでも失う、
 この状況は建設日雇いも住み込み派遣も
 何ら変わるところがありません。
 みなさん、
 共に力を合わせてこの状況を変えてゆきましょう!」
とアピールした。

なお、
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」の仲間である
ユニオンとかち から、
名古屋越冬実行委員会にジャガイモ最大120キロの
カンパの申し出があった。
このことを笹島日雇労働組合の大西豊委員長に伝えると、
「ジャガイモ120キロってどんくらいなの?」
と聞かれて、逆に困ってしまった。
確かに……。
私も「ジャガイモ最大120キロ」としか聞いていなかったが、
ジャガイモを「キロ」で数えたことがないので、
全然量の検討がつかない。
「何箱」で聞いておけばよかったかな。

越冬突入集会の様子については、
インターネット新聞「JANJAN」で、
当労組組合員でもあるEsaman記者が
写真入りで報道しています↓。

越冬闘争始まる、雇用情勢依然厳しい名古屋
http://www.news.janjan.jp/living/0912/0912294881/1.php
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by imadegawatuusin | 2009-12-28 23:13 | 労働運動

――兵庫県猪名川町の猪名葬祭で――

■労組「訴訟も含め闘い抜く」
社長のセクハラに抗議した従業員4名を
逆ギレ的に解雇したとして、
兵庫県の個人加盟制労働組合武庫川ユニオン
「連合」単産・全国ユニオンオブザーバー加盟)が
兵庫県猪名川町の
猪名葬祭(代表取締役社長:井上健一)の本社前などで
11月12日と25日、
立て続けに抗議行動を行なっている。

武庫川ユニオンによると、
猪名葬祭の井上健一社長は
かねてから女子事務員や葬儀スタッフに対し
セクハラ行為を繰り返していた。
これまでは多くの職員が「泣き寝入り」を強いられ、
退職に追いやられてきたという。

今回も井上社長はこれまでと同様、
女子事務職員に対して
「30万で俺の女になれ」と迫ったり、
「いくら積んだらヤラしてくれるんや」
などという発言を繰り返していたようだ。
また、
社外に呼び出し交際を迫る・自宅にまで押し掛ける・
抱きつく・お尻を触る・
携帯電話で写真を撮りまくるなどの行為を続けていたと
武庫川ユニオンは主張している。

さらに、女性事務員がそれらを断ると、
あろうことか猪名葬祭は
嫌がらせをするようになったというのである。
しかも、
彼女と親しい事務職員や、
社長の行ないに抗議した男性従業員2名に対しても
逆ギレし、
2009年9月30日、
4人に対して解雇を通告してきたという。

「猪名葬祭は4月と8月に
 新たな社員を採用しています。
 仕事は決して減ってもいないのです。
 今回の解雇は明らかに
 セクハラ行為に対し非難された報復解雇です。
 おまけに男性社員のひとりには
 雇用保険にすら加入をさせていないし、
 残業代も支払っていません。
 こんないい加減な解雇を許すことはできません」と
武庫川ユニオンは憤る。

当該労働者4名は武庫川ユニオンに結集し、
猪名葬祭と11月18日、団体交渉を行なった。
この席上、猪名葬祭側は、
わずかな解決金でセクハラ問題も解雇問題も
解決させるとする会社側の「和解案」を提示。
これを飲まなければ解雇した労働者を
雇用保険にも入れないなどと会社側は発言し、
団体交渉は決裂した。
武庫川ユニオンは
「今後、訴訟も含め闘い抜く決意」としている。

筆者が運営委員長を務める
愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオン
11月19日付けで猪名葬祭に
抗議文をFAX及び郵送で送付し、
11月26日午後6時までに
文書にて返答するよう要請したが、
12月16日現在、
猪名葬祭からの回答は一切ない。
(インターネット新聞「JANJAN」
 12月19日掲載記事を加筆転載)
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by imadegawatuusin | 2009-12-19 21:31 | 労働運動

――パートへのセクハラ・雇い止め問題等で団交――

岐阜県美濃市に本社を置く衣料品ディスカウントの
「オンセンド」(代表取締役:森弘治)は11月19日、
2004年以来拒絶してきた労働組合との団体交渉に
ついに応じた。

■労組側、社長の出席を要請
オンセンドは、
店長からセクハラを受けたことなどから
労働組合に加入したパート従業員に
組合を離脱するよう圧力をかけ、
その後 雇い止めした上 、
労組との団体交渉を拒絶していた。
しかし、
中央労働委員会でオンセンドに対し
団体交渉に応じるよう命じる決定が出され、
その後オンセンドは
東京地裁・東京高裁・最高裁に訴えたが、
中央労働委員会の命令が覆ることはなかった。

団体交渉に先立ち、
元パート従業員・Hさんの加盟する
三重県の個人加盟制労働組合ユニオンみえ
「連合」構成単産・全国ユニオン加盟)は
オンセンドに対し、
団体交渉への社長の出席と、
会社側弁護士の宮澤俊夫氏が
自らのホームページで
「顧問先企業が企業外ユニオンから
 不当労働行為で県労働委員会に申立をされた事件では
 会社側を勝訴に導きました」と
記載している件についての善処とを書面で要請した。
(三重県労働委員会で
 会社側が勝ったことは事実であるので
 「100パーセント嘘」とは言えないが、
 その後中央労働委員会で
 三重地労委の決定は覆され、
 東京地裁・東京高裁・最高裁でも
 会社側が連敗しているので、
 最終的に「勝訴」したのはユニオンみえの側である)。

■オンセンド、ついに誓約書を労組に手交
団体交渉の冒頭、
オンセンド側は「申し訳ありませんでした」と言いながら
ユニオンみえに以下の文書を手渡した。

平成21年11月11日


三重一般労働組合
執行委員長 塩田至殿

株式会社オンセンド

代表取締役 森弘治


 当社が行った下記の行為は、中央労働委員会において、労働組合法第7条第2号及び第3号に該当する不当労働行為であると認められました。
 今後このような行為を繰り返さないようにいたします。





(1)平成15年6月17日及び6月18日、貴組合員Hに対して、当社人事部長が組合からの脱退を慫慂する言動を行ったこと。

(2)平成16年3月5日、3月9日、3月12日及び3月19日付けで貴組合から申し入れのあった「不当解雇の撤回について」等に関する団体交渉を拒否したこと。


11月19日の団体交渉では主に、
団交事項の1つである
Hさんの日曜休日の取り扱いの変更の経緯・理由及び
Hさんの契約更新問題の解決方法について
話し合われた。

この中で会社側は、
宮澤俊夫弁護士のホームページの記述について
労組側が会社に善処を要請したことについて
「これは本件のことではない」などと主張したが、
「では、
 『企業外ユニオンから不当労働行為で
  県労働委員会に申立をされた事件では
  会社側を勝訴に導きました』というようなケースが
 他にあるのか。
 何件あるのか」と問われると、
「守秘義務があるので言えない」と繰り返すばかりで
何ら具体的な回答を示そうとはしなかった。

「そもそも、
 『企業外ユニオンから不当労働行為で
  県労働委員会に申立をされた事件では
  会社側を勝訴に導きました』ということは
 宣伝文句として堂々とホームページに記載しながら、
 その根拠を問われれば
  『何件あるのか』というようなことさえ
 守秘義務にあたるという見解は理解に苦しむ。
 一体誰がこんな都合のいい回答で
 納得できるのか」と
ユニオンみえ側は憤っている。

■社長の拇印入り文書を労組に送付!
ところがである。
会社側は12月4日、
いきなり森社長の拇印入りの次のような文章を
ユニオンみえに送り付けてきた。

三重一般労働組合 書記長 広岡法浄様
平成21年12月4日


株式会社オンセンド

代表取締役 森弘治


 11月19日の貴組合との団交の際、貴殿から私に会いたいと申し入れがあったが、貴殿と直接会うことはない。
 貴組合のことは、全て山田より報告を受けており、これまでの当社の対応は全て私の意志である。
 19日の団交の際にも、貴組合は明確な要求事項を示さなかったが、私としてはHさんのことは、名古屋地裁・高裁の判決に従い、当社として命じられた損害賠償金60万円を既に支払い済みであり、全て解決済みである。したがって、今後貴組合等に、これ以上の金銭支払いを絶対するつもりはない!!但し、団交には何回、何十回でも応じる。
 宮澤先生を誹謗するような申入書をいただいたが、最高裁までの判断をしたのは、私の意志である。貴組合との対応については引き続き、宮澤先生にお任せしてあります。


この社長は労働組合を
一体何だと思っているのだろう。
ユニオン側は「明確な要求事項を示さなかった」というのに、
「今後貴組合等に、
 これ以上の金銭支払いを絶対するつもりはない!!」と
一人で勝手にびっくりマークを2つもつけて
喚き立てるこの態度はいかがなものか。
「自分たちのやってきたことを顧みて
 少しは恥ずかしいとは思わないのか」と
ユニオンみえ側はあきれている。

そもそも、
パート従業員・Hさんにオンセンドの四日市店長が
セクハラ行為を行なったことが
本件の発端なのである。
オンセンドも受け入れた名古屋高裁判決および
その前提となる名古屋地裁判決によると、
当時のオンセンド四日市店長・中根久雄氏は
Hさんに対し、
「このエプロン、裸でしたら、いいやろうな」
などと話しかけたり、
Hさんの二の腕を下から上に
なぞるように指で触ったり、
着衣の前ファスナーの胸元を引っ張ったり、
Hさんの目の前で、
服を着ていないマネキンの胸をニヤニヤしながら触ったり、
Hさんの脇腹を指差しながら、
「手やここ(労組注:=Hさんの脇腹)を
 触りたくなってくる」と告げたり、
「お客さんがマジックパンツのここのところが・・・」
といいながらHさんの尻を触ってきたり、
「昨日やったんか」ないしは「ゆうべがんばったかな」などと
性交渉を連想させる言葉を言ったりするなど、
セクハラ行為を繰り返してきた。

そのことに対する会社の最高責任者としての回答が、
「損害賠償金60万円を既に支払い済みであり、
 全て解決済み」の一言なのだろうか。
金さえ払えばセクハラをやってもすまされるというのが
この社長の考えなのだろうか。
まずはセクハラについても
「申し訳ございませんでした」の一言があり、
セクハラを行なった中根久雄氏に対し
就業規則に照らしてしかるべき懲戒処分を下した上で
今後このような事件が二度と繰り返されることのないよう
会社として何が出来るのかを
労働組合と真剣に話し合うのが
団体交渉というものではないのか。
(ユニオンみえは、
 従業員にセクハラ防止研修を
 一定期間ごとに受講させることなどを
 再発防止に向けた具体的な措置として提案している)。

さらにオンセンドは、
ユニオンみえに対し
支配介入・団体交渉拒絶という
違法行為をはたらいた加害者なのである。
11月19日の団体交渉ではじめて
「申し訳ありませんでした」と謝ったかと思ったら、
わずか半月後にはこの態度なのだ。
ユニオンみえは
「19日の謝罪は一体何であったのかと
 その誠意を疑わざるを得ない」と反発している。
確かに、
半月前にはしおらしい態度で謝罪しておきながら
半月後には被害者に対して
ここまで居直った態度に出るというのは、
会社経営者として以前に
人間としてその品格を疑わざるを得ない。

大体、オンセンドが支払ったのは
Hさんへのセクハラ行為などに対する
慰謝料である60万円だけである。
ユニオンみえが
違法な団体交渉拒絶・支配介入によって蒙った損害は
1円たりともいまだ金銭的には償われていない。
5年間にも及ぶ違法な団交拒絶について、
オンセンドはただ一言、
「申し訳ありませんでした」と言っただけである。

ユニオンみえは、
「この『申し訳ありませんでした』が本物であり、
 労働組合との間で誠意ある交渉が
 行なわれるのであれば、
 ユニオンみえの側はこの損害について
 不問に付すという選択肢もあり得る。
 しかし、
 『申し訳ありませんでした』が口先だけのものであり、
 会社が本心では何ら反省していないのであれば、
 ユニオンみえは粛々と蒙った損害に対する
 当然の補償をオンセンドに求めるだけだ」としている。
いずれにしてもオンセンドの側が、
「60万円を既に支払い済みであり、
 全て解決済み」などと言えた義理でないことだけは
確実である。

大体、
Hさんやユニオンみえに対して
これだけ理不尽な仕打ちしておきながら、
恩着せがましく
「団交には何回、何十回でも応じる」と言い立てるのは
一体どういう神経なのか。
この5年間、
1度も団体交渉に応じようとしなかったのは
一体どこの誰なのだろうか。

オンセンドが団体交渉に応じることは
当たり前のことである。
それが中央労働委員会の命令であり、
最高裁の決定であり、
日本の法律・道理というものだからである。
団体交渉に応じるという、
企業として当たり前の義務を履行することで
何かの免罪符になると思うのは大間違いだ。

「オンセンドの森弘治氏は、
 『団交には何回、何十回でも応じる』という
 自らの言葉にしっかりと責任を持ってほしい。
 オンセンドが
 Hさんやユニオンみえに加えた理不尽を反省し、
 真に心を入れ替えて
 まっとうな企業として立ち直る日まで、
 ユニオンみえは何度でも交渉を申し入れる」と
ユニオンみえは宣言し、
再度の団体交渉の申し入れを行なった。
(インターネット新聞「JANJAN」
 12月14日から加筆転載)
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by imadegawatuusin | 2009-12-15 21:41 | 労働運動

――ユニオン、厚労省・労働局に要請――

■職業訓練、「外国人には無理と断られた」
愛知県の個人加盟制労働組合
名古屋ふれあいユニオンは11月25日、
外国人求職者の職業訓練として
生活給付金付きの日本語教育を導入するよう
厚生労働省と愛知労働局に要請した。

今年7月から、
生活費の支給を受けながら職業訓練ができる
「緊急人材育成支援事業」が始まっている。
雇用保険の切れた労働者への
「新しいセーフティネット」としてスタートしたが、
日系外国人求職者の間からは、
「職業訓練は外国人には無理と
 ハローワークで断られた」との声が相次いでいる。
(「日系人就労準備研修」という
 日本語教室事業もあるが、
 こちらは生活費の支給がなく、
 雇用保険の切れた求職者は利用しづらい状況だ。
 また、
 事業の存在自体を知らない日系外国人求職者も多く、
 ハローワーク窓口でのさらなる広報が求められる)。

愛知県の日系外国人求職者の多くは
ブラジルやペルーなどから来た南米系の労働者で、
自動車関連など製造業で「派遣切り」された人たちだ。
日本語能力が不十分で
製造業での単純作業以外で働けず、
再就職が困難な人が少なくない。

愛知県内では11月20日現在、
18の支援事業認定講座が用意されているが、
パソコン技術や介護知識を習得するものが多く、
「日本語ができない」人を対象としたものは
皆無である〔注1〕。
緊急人材育成支援事業に
外国人向けの日本語講座を
早急に加えるべきではないか。
〔注1〕後に、
日本語教育を組み入れた介護プログラムが
1件だけ存在すると聞かされた。
ただし、この事業を実施している団体によると、
労働局から
「『外国人向け』と言うと公平性を欠くので
 そうした宣伝はしないでくれ」と
言われているとのことで、
「日本語教育」はあまり表だっては
打ち出せないということだった。


日本語(特に「読み書き」)ができるようになれば、
日系外国人の職業選択の幅は大幅に広がる。
製造業から介護など
人手不足分野への移行にもつながる。
日系外国人の地域社会への統合を
促進する効果も期待できる。
現状の「日系人就労準備研修」による日本語教室は、
生活給付金がないことも問題であるが、
期間が3ヶ月程度と極めて短く、
教室も毎日は開かれない。
日本語の「読み書き」まで習得し
就職活動に資するレベルには
到底 達しえないのが現状だ。

日系外国人労働者はこれまで、
この地域の製造業の底辺を支えてきた。
すでに10年以上にわたり
日本に定住している労働者も多く、
子女は母国を知らず日本のみで育つなど、
もはや帰国もままならない者も少なくない。
このまま就業支援が
効果的に行なわれない状況が続けば、
日系外国人世帯は働いて生計を立てる道を閉ざされ、
生活保護などに頼らなければならない状況に
次々と追い込まれてしまう。

さらに、
せっかく仕事に就いても、
契約書が読めなかったり
就業規則が読めなかったりといったことで
不利な立場に立たされることは少なくない。
労働者の母国語による
契約書の交付や就業規則の周知徹底を
推進しなければならないことはもちろんであるが、
職場で働く外国人労働者の中に
日本語の読み書きのできる者がいるならば
こうした理不尽が大幅に緩和されることも事実である。

『帝国以後』で知られる
歴史学者のエマニュエル=トッド氏は
「民主主義を推進する動力は識字率の上昇」と
語っていた(「朝日新聞」11月21日)。
職場に民主主義を実現し、
外国人労働者の権利の向上を
我が国において実現するためにも、
日本語教育の充実が不可欠だ。

私も以前、
失業していたときに
雇用保険で教育訓練を受けたことがあるが、
講座の中には「英会話教室」もあったのに
「日本語教室」は一つもなかった。
日本で就職するために
日本語能力は必要ないというのか。
それとも、
外国人労働者は最初から眼中にないということなのか。

「全ての求職者に効果ある職業訓練を」と
今後も国に強く要求してゆきたい。


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
http://homepage3.nifty.com/fureai-union/
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by imadegawatuusin | 2009-12-11 20:26 | 労働運動

昨年、
「年越し派遣村」開設のきっかけとなった
「派遣切りホットライン」が
今年も「全国ユニオン」の呼びかけで
12月5日・6日の両日行なわれます。

派遣切りにあった労働者の
様々な相談に乗り、
解決への道筋を ともに探ります。

愛知県では
名古屋ふれあいユニオン
(052-679-3079)が、
両日とも午前10時から午後8時まで
相談を受け付けています。


「派遣切りホットライン」 12/5(土)・6日(日)10:00~20:00

北海道 札幌地域労組(12/6のみ) 011-756-7790
東京  全国ユニオン 03-5371-5202
           03-5304-1253
    フリーター全般労組 03-3373-0180
茨城  茨城不安定労組・茨城ユニオン(12/6のみ) 029-827-0966
静岡  静岡ふれあいユニオン 054-271-7302
愛知  名古屋ふれあいユニオン 052-679-3079
三重  ユニオンみえ(12/5のみ) 059-225-4088
大阪  派遣労働ネットワーク関西 06-6942-0219
奈良  奈良ふれあいユニオン(両日とも13:00~20:00) 0745-76-6598
兵庫  武庫川ユニオン 06-6481-2341
大分  大分ふれあいユニオン 097-551-7554
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by imadegawatuusin | 2009-12-05 12:02 | 労働運動

――働く者の団結で雇用と生活・命を守れ!――

私たちは地域の多くの仲間たちと助け合い、
取り組みを前進させています。
労働者にとって極めて厳しい状況の下、
この12月、
働く者の団結で雇用と生活・命を守り抜くため、
二つの大きな行動が
名古屋で呼びかけられています。


12月8日(火)午前11時~
名古屋駅前大行動 場所:トヨタ・ミッドランドスクエア周辺
大企業の雇用責任を問う街頭行動を、
多くの地域の仲間達と共に展開します。
ユニオンみえ(「連合」全国ユニオン加盟)や
管理職ユニオン東海(愛知全労協加盟)の仲間たちが参加、
さらに大きな結集を呼びかけます。


12月18日(金)午後6時30分~
12・18労働者決起集会 場所:西柳公園(名駅4丁目)
いつもお世話になっている
高木輝雄弁護士が団長を務める
東海労働弁護団の呼びかける大集会です。
「雇用と生活・いのちを守れ!」をスローガンに
500人結集の実現を目指します。
集会後はトヨタ・ミッドランドスクエアに向けて
デモ行進です。


ともに、
名古屋駅前の
トヨタ・ミッドランドスクエアをターゲットに、
「クビ切るな! 生きさせろ!」の声を
大企業・社会に向けて発信するための行動です。
同時に、
トヨタ関連を中心とした争議の
早期解決を求める行動でもあります。
一人でも多くの仲間の参加を呼びかけます!


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
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by imadegawatuusin | 2009-12-02 22:29 | 労働運動

――会社側、労組との団体交渉を拒絶――

■労組、「熊野の郷」の株式会社キナンに抗議
生物学的な性別に違和感を持つ
「トランスジェンダー」の従業員を
「性別」を理由として解雇し、
労働組合との団体交渉にも応じないのは
不当であるとして、
従業員の所属する
関西非正規等労働組合(ユニオンぼちぼち)
京都府労働委員会に救済命令を出すよう
申し立てた。

解雇されたのは、
戸籍上・生物学上は「男性」だが、
性的自己自認としては女性に近く、
豊胸手術などにより女性的な外見で生活している
尾崎日菜子さん(28歳)。
尾崎さんは2009年6月、
鳴尾浜温泉「熊野の郷」(兵庫県西宮市)の
マッサージ部門の面接を受けた。
京都新聞によると同部門では、
作務衣(さむえ)を着た男女の客が
同室で性別にかかわりなく
男女の担当者から
マッサージを受けていたという(『京都新聞』11月13日)。

組合側によると、
尾崎さんは面接においては、
自らは男でも女でもないと考えていたので、
性別記載欄を空白にして会社側に提出した。
その結果、
尾崎さんは7月1日から
研修が開始されることになったという。

研修では身分証明書の提示を求められたため、
尾崎さんは性別記載のない
運転免許証を提示した。
ところがその2日後の7月3日、
再度
「性別記載のある身分証明証を
 チェックさせてほしい」と
会社側から申し出があったため、
尾崎さんは「尾崎日菜子(男)」と表記のある
健康保険証を提示した。
ところが「熊野の郷」側は、
あろうことか
「性別を偽る人物は信用できない、
 他の従業員が
 悪い風評を流すおそれがある、
 顧客がクレームを言うおそれがある」
などと言い始め、
「ここで働くのは難しい。
 研修を終了する」と一方的に通告してきた。
尾崎さんが一体いつ
「性別を偽」ったというのだろうか。

さらに「熊野の郷」の支配人はこの際、
「君の横顔は男に見える」だの
「良いとか悪いとかではないが
 君は他の人と異なっている」だのと告げた上、
「前の職場の近くにゲイのハッテン場があり、
 そこから流れてくるゲイを追い払った」などと
自慢げに語ったというのである。
同性を性的指向の対象とする
男性同性愛者であるゲイと、
性的な自己自認が生物学上の性別とは一致しない
トランスジェンダーである尾崎さんとを混同し、
双方ともに貶めようという
極めて悪質な差別・セクハラ発言であることは
明らかだ。

鳴尾浜温泉「熊野の郷」側は
尾崎さんを「信用できない」と言うのだが、
ではこれほどあからさまな
差別・セクハラ発言を行なう支配人は
果たして「信用」に足るのだろうか。
支配人の立場にありながら
このような差別・セクハラ発言を
公然と行なうならば
「悪い風評」が「流」れることは必至である。
良識ある市民から
当然「クレーム」がつくことも
容易に予想できるのであるが、
それは問題にならないのだろうか。

尾崎さんはマスコミ各社の取材に対しても
自らの名を公表し、
「この職場では性別は問われない。
 自ら定義した性で堂々と働きたい」と
訴えているという(京都新聞11月13日)。
この尾崎さんの勇気ある態度に引き比べ、
労組の団体交渉要求からも逃げ回る「熊野の郷」側の
何と卑しく小さなことか。

尾崎さんの解雇には何の合理性もなく、
性的少数者への偏見に基づく
露骨な差別行為と断じざるをえない。

「熊野の郷」のマッサージ部門は
会社からの指揮命令や時間管理があったという。
そうであるならば会社側は、
労働組合ときちんと向き合い、
正々堂々と交渉に応じる責任がある。

筆者が運営委員長を務める
名古屋ふれあいユニオンは11月19日、
鳴尾浜温泉「熊野の郷」を経営する
株式会社キナン(代表取締役:角口孝幸)に対し、

1.関西非正規等労働組合と直ちに団体交渉を行なうこと。
2.解雇を撤回して職場に復帰させること。
3.トランスジェンダーなど性的少数者への理解を社内で深め、
  セクハラ発言を謝罪して再発防止の仕組みを作ること。

を要求して抗議文をFAX・郵送した。
名古屋ふれあいユニオンは会社側に、
11月26日午後6時までに
文書またはFAXで回答するよう求めたが、
11月29日現在、
会社側からの回答はない。
会社側はマスコミなどには
「コメントできない」・「特にコメントすることはない」などと
言っているという。
(インターネット新聞「JANJAN」
 11月30日より加筆転載)
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by imadegawatuusin | 2009-12-01 13:09 | 労働運動