「ほっ」と。キャンペーン

――10春闘勝利! 愛知に反貧困のネットワークを!――

連合の古賀伸明会長と日本経団連の御手洗冨士夫会長との
労使トップ会談が1月26日に開催されて、
いよいよ10春闘の火ぶたが切って落とされました。
ここ愛知県では昨年12月に、
トヨタ自動車が系列部品メーカーに対して
全車種・全部品の部品価格を
現行から3割程度引き下げるよう
「要請」を行なうという異常な情勢の中で、
10国民春闘が闘われることになります。

これまでも、
愛知自動車産業の頂点に君臨するトヨタの
下請企業への「要請」は、
一次下請から二次下請、
二次下請から三次下請へと転化され、
トヨタ生産構造の底辺で
社会保険にも加入できない非正規・外国人労働者や
最低賃金さえもらえない外国人「研修生」など、
絶望的な貧困層を生み出す温床となってきました。

低賃金・リストラ・派遣切りにあった
労働者の購買力は大幅に減退し、
ものが売れないからメーカーは値段を下げる、
値段を下げれば利益率が薄くなり、
メーカーはコストを下げるために
さらなるリストラを強行する……。
そうしたデフレの悪循環を断ち切るために
経済産業省は昨年11月20日に
「下請事業者への配慮等について」と題する
通達を発出。
「取引対価は、
 ……下請事業者の適正な利益を含み、
 労働時間短縮等労働条件の改善が可能となるよう、
 下請事業者及び親事業者が協議して決定すること」と
明記しました。
また同日出された経済産業省の通達・
「下請取引の適正化について」も、
「親事業者の予算単価のみを基準として、
 一方的に通常の単価より低い単価で
 下請代金の額を定めること」を禁じています。
そのわずか1ヶ月後に、
全系列企業・全部品への
一律3割の価格引き下げを「要請」するとは、
法令無視もはなはだしい暴挙と言わざるを得ません。

これまで、
全ての負担は下へ下へと押しつけられてきました。
そしてその底辺で、
下請労働者が、
非正規・外国人労働者が、
そして外国人「研修生」・「実習生」らが
貧困のどん底に追いやられ、
多くの涙を流してきたのです。

今こそ私たちはこの流れを変え、
負担を上へ上へと
押し返してゆかなければなりません。
なぜなら、
その頂点にあるトヨタは、
今もって11兆円もの内部留保を
溜め込んでいるからです。

首切り・賃下げ攻撃に対して労働者は、
自らの雇用と生活を守るため、
労働組合に結集して団結し、
「クビ切るな! 生きさせろ!」と
負担を経営者に転化しなければなりません。
そして、
経営者をして協同組合に団結させ、
共同受注・共同販売で元請け会社に
下請単価の引き上げを迫らせ、
下請けの負担は元請けに転化させなければ
ならないのです
(協同組合加盟企業が部品の値段を
 「共同受注・共同販売」により
 統一価格で受注・販売することは、
 独占禁止法の「カルテル禁止」の
 適用除外とされています)。
こうした取り組みが最終的には、
頂上企業・トヨタ自動車の内部留保を
下請・労働者・地域社会に還元させ、
消費者の購買力の増大・内需主導の景気回復へと結びつき、
貧困の連鎖に歯止めをかけることを可能とします。

この2月、
愛知県では労働者はもちろん、
中小企業や広範な市民団体の参加する、
10春闘勝利・反貧困の
非常に重要な集会が相次いで予定されています。
愛知県の個人加盟制労働組合名古屋ふれあいユニオン
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」加盟)は、
2月11日(休)午後1時から
豊田市・山之手公園で開催される「トヨタ総行動」と、
2月28日(日)午後1時から名古屋市・中区役所ホールで
反貧困ネットワークの湯浅誠・宇都宮健児氏を招いて
開催される「『なくそう貧困! つながろう愛知』集会」への
大結集を呼びかけます。


「第31回トヨタ総行動」
日時:2月11日(木・休)午後1時から
場所:豊田市・山之手公園(愛知環状線・三河豊田駅下車)
内容:集会後トヨタ自動車本社へデモ行進
問い合わせ先:第31回トヨタ総行動実行委員会
       (電話:052-871-5433)


「『なくそう貧困! つながろう愛知』集会」
日時:2月28日(日)午後1時から
場所:名古屋市・中区役所ホール(地下鉄・栄駅下車)
内容:湯浅誠反貧困ネットワーク事務局長講演
   宇都宮健児反貧困ネットワーク代表講演
   当事者・運動団体の発言など
   集会後、トヨタ・ミッドランドスクエアへデモ行進
問い合わせ先:反貧困をめざす愛知集会実行委員会
       (電話:052-916-5080)


【関連記事】
反貧困愛知集会に500人


労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
http://homepage3.nifty.com/fureai-union/
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by imadegawatuusin | 2010-01-29 18:25 | 労働運動

――村田浩治弁護士が講演――

■「守るのは働く者の誇り」
1月23日、
愛知県の個人加盟制労働組合名古屋ふれあいユニオン
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」加盟)は
名古屋市中区の「女性会館」で
「組合員全体会」を開催した。
 
全体会では、
パナソニックプラズマディスプレイ偽装請負事件など
非正規雇用労働者の事件を数多く手がけてきた
村田浩治弁護士が、
「守るのは働く者の誇り」と題して講演した。

村田弁護士は講演の中で、
労働事件にこだわる理由として
「強い相手に立ち向かえること」・
「専門性が求められること」の二つを挙げる。
その上で、
「労働事件の専門性とは、
 単に理論を駆使して
 法廷で勝つことだけを言うのではない」と話した。
 
「本物の労働弁護士の仕事はいい判決を取って、
 これを広く知ってもらい、
 それを社会のルールにしてゆくことだ。
 たとえばマクドナルド高野店長の
 残業代請求裁判。
 あれは法律論の観点からだけ言うと、
 専門家から見れば勝って当たり前の事件だった。
 だが、
 マクドナルド判決の意義は計り知れない。
 あの判決の報道を通じて、
 『店長でも残業代が出る』ということを
 多くの人が知るようになったからだ。
 裁判で使えるようなルール、
 相談に行こうというルールを
 社会的に広げていくこと、
 そこに、労働弁護士としての専門性がある」。

また村田弁護士は、
労働事件の中には
たとえ負けてもやらなければならないものが
あるという。
「私は数々の労働裁判で負け続けてきた。
 けれど、
 これで負けるなら
 法律の方がおかしいと思えるような場合、
 負けて、
 法律の悪い部分をあぶり出していくのも
 労働弁護士の専門性。
 そして、
 それを支えてくれるのは、
 たとえ負けるかもしれないとわかっていても、
 『おかしいやないか!』と
 声を上げる現場の労働者の勇気だ」。
 
そして村田弁護士は、
労働者にこう呼びかけた。
「法律は知らないと使えない。
 知っていても勇気がないと使えない。
 『おかしいやないか!』という現場の声の中から
 権利を掘り起こして広げてゆく、
 そういう醍醐味が労働事件にはある」。
三十数名の組合員が
村田弁護士の講演に聴き入った。


【参考記事】
名古屋ふれあいユニオン組合員全体会in三河
名古屋ふれあいユニオン、全体会開催


労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
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by imadegawatuusin | 2010-01-26 12:41

今日は愛知県ユニオンの統一行動。
管理職ユニオン東海と共に
争議先会社に抗議行動に行く。
最初の集合場所は豊川稲荷駅だ。

豊川稲荷駅に行くためには、
名鉄名古屋本線で国分の駅まで行き、
そこで名鉄豊川線に乗り換えなければならない。

僕は国府駅で急行を降り、
電光掲示板を見た。
豊川稲荷行きは4番ホームから出るという。

あわてて4番ホームに乗っている電車に飛び乗った。
電車が発車してから気づいのだが、
その電車は名鉄豊川線の豊川稲荷行きではなく、
名古屋本線の伊奈行きだった。
ホームを間違えたのだろうか。

びっくりして伊奈駅で降りて、
普通電車でとって返す。
再び国府駅で降りて、
今度こそ4番ホームの電車に乗った。
これで一安心だと思ったら、
また電車は伊奈に向かって進み出すのだ。
何で?

どうやら、
4番ホームには名鉄本線も豊川線も止まるらしく、
伊奈行きが出た後で豊川稲荷行きが
入ってくるらしかった。

またまた伊奈駅で、
向かいに止まっている普通電車に乗り換える。
普通電車の席に座っていくと、
向かい側を急行が走りすぎてゆく。
どうやら、その急行に乗った方が
早く国府に戻れたらしい。

結局、40分近くロスをした後、
国府駅に戻り、
今度の今度こそ豊川稲荷行きに
乗ることができた。
豊川稲荷駅に着いてみると、
JR豊川駅と同じ場所にあることがわかる。
だったらそのまま豊橋まで行って、
JRで豊川駅に行った方が
よほど早かったんじゃないのか?

組合員の皆さんに迷惑もかけたし
心配もされた。

以前にもあったが、
僕は電車を乗り過ごしたり
違う電車に乗ってしまうことが
あまりにも多い。

1日に4度も連続し、
行く必要のない路線を2往復もしてしまうのは
どうかしているとしか思えない。

自分のしているひとつひとつの行動を
きちんと意識して、
常に注意深く行動したい。


【参考記事】
目的地の駅で降りられない!
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by imadegawatuusin | 2010-01-25 22:16 | 雑記帳

一宮のパチンコ店に勤務する女性派遣社員から、
明日(1月25日)で派遣寮を追い出されるとの
相談を受けた。
東京のフリーター全般労組から
回ってきた事案だ。

給料明細を見ると多額の不明朗な控除があり、
12月の給料は
無遅刻無欠勤なのにマイナスになっていた。

「これでは生活ができない。
 10日ほど日払いの仕事をして現金を得たいので、
 会社を休ませてくれないか」と社長に相談したところ
(「相談した」だけで実際に休んだわけではない)、
「職務放棄」であるとして23日に即日解雇、
「寮使用規定」に基づき25日正午までの退去を
言い渡されたということだ。

給料明細によると、
昨年11月から勤務を始めた彼女は
11月、12月は無遅刻無欠勤。
1月は熱が出たとかで2日休んだそうだが、
派遣会社では1日休むごとに「ペナルティー」と称して
2万円づつの「罰則金」が徴収されるそうで、
今月も「マイナスの給料」になる見込みとのこと。

あす12時、「管理会社」が明け渡しを求めて
寮に来る。
手持ちのお金は7000円しかなかったが、
組合に入ってもらって
団体交渉の申し入れを行なった。

明日、名古屋ふれあいユニオンの組合員が
追い出し屋(?)に対処すると共に、
生活保護の同行支援をすることになっている。

1月31日に予定されている、
一宮の生活相談会にも来てもらうことになった。

様々な領域に問題がまたがることになりそうで、
専門家の方々の力を借りて取り組んでいきたい。
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by imadegawatuusin | 2010-01-24 23:35 | 労働運動

1月19日(火)午後1時30分から、
愛知県庁西庁舎8階の
愛知県労働委員会(地下鉄市役所駅下車)にて、
名古屋ふれあいユニオンが取り組む最重点闘争である
愛知製鋼事件の第5回証人尋問が行なわれます。
トヨタグループの鋼材メーカー・愛知製鋼(旧豊田製鋼)は
長年にわたり重層的な偽装請負・違法派遣状態で
労働者たちを働かせておきながら、
その労働者たちが名古屋ふれあいユニオンに結集し、
雇用や労災・安全の問題について
愛知製鋼に交渉を求めたにもかかわらず
一切の交渉を拒絶しています。
愛知労働局は愛知製鋼の派遣法違反を認定し、
名古屋ふれあいユニオン組合員・久保勝司さんの
直接雇用を愛知製鋼に推奨していますが、
久保さんは
労働局の指導内容がマスコミで報道された直後に
愛知製鋼の職場から追われてしまいました。

昨年12月16日に行なわれた前回第4証人尋問では、
愛知製鋼の調達部設備・外注室室長の岩井光明氏が
証人として呼ばれ、
これまで愛知製鋼が一貫して否定してきた
偽装請負の実態を認める証言を行ない、
大きな衝撃を与えました。

名古屋ふれあいユニオンは2007年6月11日に
愛知製鋼に対し団体交渉を申し入れていますが、
愛知製鋼の岩井室長は
「平成19年(2007年)6月時点で、
 いまだ偽装請負状態は現場にあったということですね」
とのユニオン側弁護士の質問に対し、
「そういうことになります」と、
愛知製鋼がこの時点で偽装請負を行なっていた事実を
明確に認めたのです。

名古屋ふれあいユニオン知多(愛知製鋼)分会
槻本力也分会長の職場でも、
社員と請負社員が混在し、
槻本さんに愛知製鋼社員から直接指示が行なわれていたこと、
それが違法であったことも
岩井室長は はっきりと認めました。

次回1月19日は、
槻本分会長に対し、
「お前、組合長か何かやってんのか。
 俺も昔組合やってたけど、
 そういうことやってるとろくな事ないぞ。
 そういうことをやってると職なくすよ」と脅しをかけ、
その脅しを毅然としてはねのけた槻本さんを
実際に愛知製鋼から排除しようとした張本人、
愛知製鋼の島田博司室長
が登場します。
(以上の事実関係を愛知製鋼は否認)。
「このことだけは絶対に許せない」との決意のもと、
槻本分会長が自ら、
島田室長にこの不当労働行為について尋問します。
みなさまの圧倒的な傍聴で
槻本分会長を支えてあげてください。

1月19日(火)午後1時15分
愛知県庁西庁舎1階ロビーに集合を!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
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by imadegawatuusin | 2010-01-17 20:16

女性から男性に性別を変更して結婚した夫が、
第三者の精子で妻との間にもうけた子を、
法務省が「遺伝的な父子関係がない」として
夫との子と認めない見解を示していた問題で、
法務大臣が1月12日、
現行の取り扱いを
見直す方針を表明した(朝日新聞1月13日)。

法務省は通常、
「妻が婚姻中に懐胎した子は、
夫の子と推定する」との民法722条をもとに、
「遺伝的な父子関係がない」場合も
「夫の子」として扱っている。
前夫と離婚する前に別の男性との間で妊娠し
子供が生まれた場合さえ、
法務省は
「前夫との子」としてしか受け付けないとの態度で臨み、
これを拒否した女性の子が無戸籍児となって
社会問題化しているほどなのだ。
また人工授精の場合には、
夫以外の精子で生まれた子供も
夫の同意があれば
嫡出子(夫の子)として扱われているという。
なぜ性別を変更して男性になった人の場合だけ
違う扱いをしなければならないのか。

法律的にも男性と認められて結婚し、
子供も生まれて新しい人生のスタートを切ろうとした夫を、
まるで「二流男性」のように扱おうとした法務省の見解は
差別的なものだった。

朝日新聞などの報道の直後に法務省は態度を改めた。
「報道の力」を強く感じた。(3月14日掲載)


【関連記事】
性別変更後も区別はおかしい
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by imadegawatuusin | 2010-01-15 18:01 | 差別問題

――3年超えて派遣受入――

■労組、直接雇用を要求
愛知県安城市に本社を置く総合物流企業・
カリツー株式会社(代表取締役:田上順三)が、
愛知県碧南市の派遣会社・
さくら開発株式会社(代表取締役:神谷昌弘)から
派遣法の規定する3年を超えて
労働者の派遣を受けていたとして、
愛知労働局から2009年11月25日に
文書による是正指導(労働者派遣法40条の2第1項違反)を
受けていたことが、
愛知労働局関係者の証言で明らかになった。

当該労働者4名を組織する
愛知県の個人加盟制労働組合名古屋ふれあいユニオン
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」加盟)は
1月12日、
派遣法上の期間制限を超えて
「派遣労働者」として働かされてきた4名の直接雇用を
カリツーに要請し、
話し合いの開催を求めた。

■派遣先、労働者の採用にも関与
当該労働者の一人で日系ブラジル人のOさんは
2004年12月6日、
トヨタ系デンソーグループの自動車部品メーカー・
シミズ工業株式会社の刈谷市内の工場内にある、
カリツーの請負現場にて就労を開始。
以来2009年6月末の派遣切りまで
カリツー社員の指揮命令の下で働いてきた。
就業開始にあたってOさんは、
12月6日の前日か前々日、
シミズ工業内にてさくら開発の部長とカリツー社員、
そしてシミズ工業社員の面接を受け、
就業を開始したという。
採用に派遣先や請負先までが
関与していたというのである。

Oさんはリフトマンとして、
現場に空箱を持っていって、
完成品を置き場まで出しに行く仕事に
従事していた。
仕事のやり方はカリツーの社員に
1週間ほど教わり、
カリツーの職長から3年以上指揮命令を受けていた。

■派遣会社は就労開始3日後に初登場!?
同じく日系ブラジル人労働者・Sさんに至っては、
採用段階ではさくら開発の担当者は
一切関与せず、
シミズ工業内にてカリツーの社員が
就業開始の1週間ほど前に面接を行なって
就業させている。
清水さんはカリツー社員について
現場を一回りした後、
「6月からがいいですか」と言われ、
入社が決定した。
そして、
Sさんが初めて
派遣会社であるさくら開発の担当者を見たのは、
実際にカリツーを通じてシミズ工業内で働きはじめた
3日ほど後だったというのである。

■4名「仕事ない。直接雇用を」
当該労働者4人は
個人個人そのあり方は異なるものの、
全員がこのような「事前面接」をカリツーから受けて
仕事に就いた。
こうした事前面接は
労働者派遣法や派遣先指針・派遣元指針などで
明確に禁止されている。
カリツーが労働者を選り好みしたいというのであれば、
カリツーの責任で、
カリツー自身が労働者を
採用しなければならないのである。
その意味でも
当該労働者4名とカリツーとの間には
当初から明文化されていない労働契約が
存在したと言える。

愛知労働局はカリツーに対する是正指導にあたって、
4名が直接雇用を希望していることを伝えたというが、
現在のところ、
カリツーから4名に対して直接雇用の申し出はない。


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
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by imadegawatuusin | 2010-01-14 23:21 | 労働運動

――「なごやボランティア・NPOセンター」でまた解雇事件!――

■一方的なシフト削減・雇用関係否定を許さないぞ!
2009年6月、
「なごやボランティア・NPOセンター」
2度目の解雇事件が勃発しました。

解雇されたのは職員のYさん
「なごやボランティア・NPOセンター」で結成された、
名古屋イキナリ労組の書記長を務めていた
人物です。
Yさんは
「なごやボランティア・NPOセンター」の管理・運営を
名古屋市から委託されている
NPO法人ワーカーズコープから解雇されました。

いま全国で、
このように元々行政がやっていた公的な仕事を
「指定管理」と称して民間に下請けに出す手法が
広がっています。
「お役所仕事」の評判の悪さも手伝ってか、
「NPO法人が仕事をしてくれるのなら
 いいんじゃない?」との評価も
よく聞きます。

しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか。
Yさんの解雇事件はそのことを
私たち市民一人一人に問いかけるものです。

Yさんは2008年5月8日、
「時給850円、期間の定めなし、
 就業場所:NPOセンター、
 始業・就業 8時30分~17時30分、
 休日:4週8休」という「就労契約書」を
NPO法人ワーカーズコープと交わし、
「なごやボランティア・NPOセンター」で働いてきました。
「非常勤職員」とされてきましたが、
仕事を始めて3ヶ月後には上司から
「8月15日から常勤職員として
 頑張ってもらう」と言われていました。

しかし8月15日を過ぎても何の音沙汰もなく、
8月27日には逆に、
「9月以降の勤務は半月で3日程度になる」(!)と
一方的に通告されてしまいました。

Yさんは収入が激減。
医者にもかかれなくなって持病が悪化し、
家賃も払えなくなりついにはホームレス状態に
なってしまいました。

裁判の中でNPO法人ワーカーズコープ側は、
上のような「就労契約書」を交わしていたにもかかわらず、
Yさんとの契約は労働関係ではなく
「集団的自己雇用関係」であったなどと主張して、
裁判官にもビックリされている始末です。
こんなへ理屈が、こんな理不尽な話が
名古屋市の所有する公共の施設で
まかり通ってもいいのでしょうか。

私たちはNPO法人ワーカーズコープに、
Yさんを再び「なごやボランティア・NPOセンター」の職場で
働かせるよう求めます。
市民のみなさまの圧倒的な注目とご支援を
よろしくお願いいたします。


【関連記事】
『KY解雇』が発生? 名古屋市の施設の指定管理者交代のその後
名古屋イキナリ労組、ふれあいユニオンに合流
ワーカーズコープ、Nさんにも自宅待機命令
インタビュー:ワーカーズコープに労組ができました
ワーカーズコープは労基法を守れ!
自治労・ワーカーズコープ職員ユニオン誕生!
なごやボランティア・NPOセンター前で解雇に抗議
ワーカーズコープ、男性解雇を撤回


ボランティアセンターのYさんを支える会・準備会
460-0024 名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303 名古屋ふれあいユニオン気付
TEL:052-679-3079 FAX: 052-679-3080
nagoya_vnpo_mondai@mail.goo.ne.jp
http://blog.goo.ne.jp/nagoya_vnpo_mondai/
当会ではカンパ・賛同人を募集しています。カンパ個人一口1000円。会報も発行予定。
郵便振替 00800-8-126554 名古屋ふれあいユニオン(「Yさんを支える会」とお書き下さい)
準備会呼びかけ人・酒井徹(名古屋ふれあいユニオン運営委員長)
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by imadegawatuusin | 2010-01-13 20:06 | 労働運動

女性から男性に性別を変更して結婚した夫が、
第三者の精子で妻との間にもうけた子を、
法務省が夫との子と認めない見解を示していることが
明らかになった(朝日新聞1月10日)。

法務省は、
「遺伝的な父子関係がない」と説明しているという。
しかし法務省はこれまで、
「妻が婚姻中に懐胎した子は、
 夫の子と推定する」との民法722条をもとに、
「遺伝的な父子関係がない」ことが明らかな場合も
「夫の子」として扱ってきた。
前夫と離婚する前に別の男性との間で妊娠し
子供が生まれた場合さえ、
法務省は
「前夫との子」としてしか受け付けないとの態度で臨み、
これを拒否した女性の子が無戸籍児となって
社会問題化しているほどなのだ。
また人工授精の場合には、
夫以外の精子で生まれた子供も
夫の同意があれば
嫡出子(夫の子)として扱われているという。
なぜ性別を変更して男性になった人の場合だけ
違う扱いをしているのか。

ようやく法律的にも男性と認められて結婚し、
子供も生まれて新しい人生のスタートを切ろうとした矢先に、
まるで「二流男性」扱いのような差別を受けた夫の無念は
いかばかりか。
男性と認めておきながら
通常の男性とは依然区別するやり方は
直ちに改めるべきだ。(3月14日掲載)


【関連記事】
「性変更者の子」問題、報道の力感じた
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by imadegawatuusin | 2010-01-11 17:56 | 差別問題

――「続く私たちが、勝ち抜く!」――

■「雇い止め」の不法性認定! 吉岡さんを職場に戻せ!
松下プラズマディスプレイ
(現パナソニックプラズマディスプレイ)
において
偽装請負の実態を告発して直接雇用を勝ち取ったものの
職場において嫌がらせを受け、
わずか5ヶ月で「雇い止め」された吉岡力さん
「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」なかまユニオン)が
従業員としての地位確認を求めていた事件の判決が
2009年12月18日、
最高裁判所で言い渡された。
最高裁は
パナソニックプラズマディスプレイによる偽装請負の事実や
吉岡さんへの嫌がらせを認定。
吉岡さんの雇い止めも含めて不法行為であると断罪し、
パナソニックプラズマディスプレイに
損害賠償の支払いを命じた。
しかし、吉岡さんが強く求めていた
パナソニックプラズマディスプレイ従業員としての
地位確認は認めなかった。

法的評価はどうであれ、
パナソニックプラズマディスプレイが吉岡さんに行なった行為が
断じて許されるものでないことは明らかだ。
雇い止めそのものを含め「雇い止めに至る行為」全体が、
偽装請負の事実を吉岡さんが労働局に申告したことに対する
報復的な不利益取り扱いであり、
不法行為であったと認定されている以上、
パナソニックプラズマディスプレイは
「金さえ払えばそれでいい」というような態度ではなく、
吉岡さんをきちんと職場に戻して謝罪することで
世界的リーディンググループの一員としての責任を
しっかりと取り切るべきである。

吉岡さんの闘いは、
偽装請負・違法派遣で働く
全国の非正規雇用労働者たちに
大きな勇気を与えてきた。
我が名古屋ふれあいユニオンにも、
違法派遣・偽装請負を告発して闘う
ムサシ鉄工イナテックアンデンの仲間たちがいる。
間接雇用を悪用した労働者の使い捨てに対する闘いは
いま始まったばかりだ。

吉岡さんは闘いの中で
まさに「道なき道」を切り開いてきた。
吉岡さんの背後には、
後に続く無数の当事者たちがいる。
勝負はまだ終わってはいない。

私たちもまた、
吉岡さんの闘いに続いて
偽装請負・違法派遣との闘いを継続する。
吉岡さんが切り開いた道をさらに押し広げ、
吉岡さんが最高裁判決の中では突破できなかった壁を
ムサシ鉄工・イナテック・アンデンに対する闘いの中で
必ずやぶち破る決意を明らかにする。


●吉岡力さんコメント
闘いは終わらない!「勝つまで」闘うぞ!

あけましておめでとうございます。

パナソニックPDP偽装請負争議で闘っている
吉岡力です。
昨年は本当に多くの方々に
応援・支援していただきました。
ありがとうございます。

12月18日に最高裁が
「雇い止めは不法行為だが、
 その雇い止めは有効である」という
社会的な常識があるのかどうか疑いたくなるような
不当な判決を下しましたが、
社会的な常識が欠落している裁判官が
そう判断しただけの話ですので
落ち込まないで下さい。

皆さんの思いを散々に踏みにじった最高裁に対しては
「わかっているのか!最高裁!
 お前たちのやった事が
 どういう意味を持っているのか。わかっているのか」と
私の方から叱り飛ばしておきました。

12月18日の最高裁判決ですが、
不法行為を容認するものであり、
また人権というものを全く無視したものでありますので、
断じて許すことができません。
他の裁判にも悪影響を与える判決でもありますので、
今回の最高裁の判断を人権問題として
私は国際社会に訴えていきます。
これからの私の取り組みや活動を通して、
労働者派遣という奴隷制度をなくしていく
大きな力になればと思っております。
労働者派遣という奴隷制度をなくしていく闘いは
これからが本番です。
私は落ち込むどころか逆に怒りの導火線に火がつき、
パナソニックPDPが
不法行為である雇い止めを撤回するまで
徹底的に闘う決意をさらに強くしています。
吉岡力は「勝つまで」闘います。
今年も精一杯闘っていきますので
よろしくお願いいたします。


【参考記事】
松下PDP偽装請負訴訟、吉岡力さんの講演
松下PDP判決早期確定を! 最高裁に要請
松下PDP偽装請負事件原告、きょう最高裁弁論


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
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by imadegawatuusin | 2010-01-08 23:04 | 労働運動