「ほっ」と。キャンペーン

働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!

第82回愛知県中央メーデー
日時:2011年5月1日(日)
場所:白川公園(名古屋市中区)

   (地下鉄伏見駅下車)
9:30 オープニング企画
10:00 開会

f0104415_23241750.jpg

■メーデーの原点、「8時間は私たちのために」
5月1日は労働者の祭典・メーデーです。

1886年の5月1日、
アメリカ・シカゴの労働者たちが労働組合に結集し、
8時間労働制を要求して
統一ストライキを行なったことを記念し、
1890年の5月1日に
全米ストライキと
国際的な連帯デモ・連帯集会が開催されたのが
メーデーの始まりです。
以来120年間、
世界中の労働者たちがたくさんの血を流しながら、
5月1日を働く者の世界統一行動日として守り、
闘い継いできました。

「第一の8時間は仕事のために、
 第二の8時間は休息のために、
 そして残りの8時間は私たちの好きなことのために」。
125年前に
アメリカ・シカゴの労働者たちが敢然と掲げた
この鮮やかな要求は、
『残念なことに』今なお私たちが達成すべき要求として
その新しさを失っていません。
8時間労働では食っていけない、
定時では会社から帰してもらえない、
そんな労働者が1人でもいる限り、
私たちはメーデーをやめるわけにはいきません。

■「クビを切ってもらえない」 震災後、相談急増
3月11日の東日本大震災は多くの人の命を奪い、
また、
生き残った人びとも住まいを奪われ、
今なお物資の不足などに苦しんでいます。
しかしそのような中でも、
被災地では大勢の人が助け合い、支え合い、
また全国・全世界から義援金が寄せられるなど、
復興に向けた希望と連帯の輪が広がっています。

そのような中、
一部の企業は震災を機に
派遣切りや解雇によって働く者を切り捨てたり、
休業させておきながら賃金補償すらしないという措置を
取ったりしています。
東北地方からも多くの派遣労働者がやってきている
ここ愛知県の製造現場においては、
事業所は直接の被災を免れているにもかかわらず
労働者が無給で休業させられるという事態が
多発しています。

個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオンには
震災後、
愛知県下の製造業で働く非正規雇用労働者から、
何と「クビを切ってもらえない」という
奇妙な労働相談が相次いでいます。
派遣会社は派遣先の仕事が休みになったから仕方がないと、
派遣社員に休業手当を払うことなく
無給で休業させています。
しかし、
「いつ仕事が再開するかわからないから、
 再開したらすぐに出勤できるよう
 準備をしておいてくれ」と派遣社員に言いつけ、
給料は払わないのにクビも切らないというのです。

「このままでは給料はもらえない。
 でも、
 クビを切られたわけではないから、
 会社を辞めても自己都合退職の扱いにしかならない。
 それでは雇用保険ももらえない。
 こんな状態では次の仕事も探せない。
 もういっそのこと、
 給料をくれないなら、
 失業保険をもらいながら次の仕事を探せるように
 きちんとクビを切ってほしい」。
こうした悲痛な相談は、
特に派遣や偽装請負など
間接雇用の労働者に集中しています。
私たちが求め続けてきた
労働者派遣法の抜本改正は急務です。

■今こそ統一メーデーを!
わが国では1989年以来、
労働組合中央組織の分裂状態を反映し、
中央メーデー・地方メーデー共に
残念ながら分裂開催が続いています。
しかし、
メーデーこそは働く者の統一と団結の象徴です。
労働者派遣法の抜本改正や最低賃金時給1000円の実現、
被災地域の復興支援など、
ナショナルセンターを越えた全労働者的課題の実現が
求められる今こそ、
労働者の団結の象徴であるメーデーの統一を実現し、
この日を働く者の要求実現に向けた一大決起の日として
再生させることが望まれています。
連合メーデーもその他のメーデーも、
メジャー系メーデーもインディーズ系メーデーも、
原点は1つ、
「8時間労働で食わせろ」です。
メーデーの原点に立ち返り、
統一メーデーの実現に向けた努力を
よりいっそう進めてゆきましょう。

労働運動の力こそ、
現実を変革する力です。
実際に職場で生産活動に従事して
この社会を動かしている労働者こそが、
格差を是正し貧困をなくし、
歴史をつくり社会を変える力を持った存在なのです。

職場の理不尽を一掃し、
格差是正・貧困解消への道を切り開くには、
働く仲間の団結と闘う労組の存在が不可欠です。
働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!
第122回国際メーデー万歳! 
闘うメーデーの伝統を引き継ぎ、
労働者国際連帯の一翼を担う
第82回愛知県中央メーデー万歳!

【愛知県下の地域メーデー】

■第82回メーデー東三河集会 
 10:00~ 松葉公園(豊橋市)

■11尾張東地域メーデー 
 9:45~ 宮川モール(瀬戸市)

■第82回尾張中部地区メーデー 
 10:00~ 春見公園(春日井市)

■第82回メーデー尾北地域集会 
 10:00~ 江南中央公園(江南市)

■第82回一宮地方メーデー集会 
 10:00~ 新柳公園(一宮市)

■第82回安城地区メーデー大会 
 9:30~ 中心市街地交流広場(安城市・旧更生病院跡)



【参考記事】
名古屋ふれあいユニオン、メーデー初参加の方針 2008-04-27
愛知県中央メーデー:連合系上回る4000人参加 2008-05-01
第80回愛知県中央メーデーへ! 2009-04-23
メーデー&アースデイ!? 4月25日名古屋で集会 2010-04-23
4月25日、「LOVE&ビンボー春祭り」開催 2010-04-26
5月1日、第81回愛知県中央メーデーへ 2010-04-27
愛知県中央メーデーに4500人 2010-05-07
【愛知】「メーデー&アースデイ」、4/24今年も開催 2011-04-21
愛知県中央メーデーに4000人 2011-05-03

[PR]
by imadegawatuusin | 2011-04-29 23:24 | 労働運動

――若宮大通公園で10時から 環境と労働考える――
f0104415_11154255.jpg

■12時30分から中部電力に大行進も
4月22日のアースデイ(地球環境の記念日)と
5月1日のメーデー(労働者の祭典)の真ん中で、
その両方をいっぺんにやってしまおう……。
そんな欲張りなイベント・「Love&ビンボー春祭り」が、
名古屋市中区の若宮大通公園(からくり時計裏)で
4月24日10時から開催される。
主催者側は
「放射能はイヤン!! 原発お疲れ そろそろ休もう」
をテーマに
同日12時30分から
中部電力本社への大行進も計画し、
広範な市民の参加を呼び掛けている。

「Love&ビンボー春祭り」は、
日ごろ交流の少ない、
環境問題に取り組む人と労働運動の関係者とが
一堂に会し、
相互交流を促進することを目指して
2008年からこの時期に行なわれており、
今年で4回目の開催となる。

3月11日の東日本大震災では
地震と津波が福島第一原子力発電所を直撃し、
6機ある原発のうち
1号機から4号機が制御不能となった。
火災や水蒸気爆発を繰り返す原発からは放射能が飛散し、
冷却のために注入された大量の水は
放射能を含んだままで海を汚染している。

これまで原発は、
地震や災害にも耐えられるという安全神話が
振りまかれていた。
しかしこうした神話は、
地震が起こると6機ある原発のうちの4機が
制御不能となるという事実の前に
もろくも崩れ去った。

地球環境を破壊している原発事故は、
同時に労働者のくらしと健康も破壊している。
原発事故の後始末のために動員されている労働者は
東京電力の社員だけではない。
マスコミなどで
「協力会社従業員」と報道されている労働者の多くは、
「請負」(偽装請負との指摘も)などの形で
原発に送り込まれている
非正規雇用労働者である。
「請負」先となる東京電力は、
こうした労働者の安全衛生の問題や
労災補償の問題に直接の責任を負わない。
地球環境を破壊している原発は、
同時に労働者の使い捨てを前提にしてしか
成り立たない実態を
こうした事実は浮き彫りにしている。

これまで「Love&ビンボー春祭り」は、
「環境と貧困は地球の大問題」・
「キレイな地球で働きたい」などのテーマを掲げ、
世界の貧困と私たちの貧困、
そして環境問題は実はつながっていると
一貫して訴えてきた。
今日の福島第一原子力発電所の惨状は、
まさにそのことを実証している。

こうした観点から今年の「Love&ビンボー春祭り」は、
チェルノブイリ原発事故から25周年に近い
4月24日の日曜日に開催される。
またこの取り組みは、
5月1日に白川公園で開催される
第82回愛知県中央メーデーの
実行委員会の協賛を受けており、
さらに、
5月28日・29日にもちのき広場で開催される
アースデイ愛知2011around the Towerとも
連携して開催される。

主催者側は、
「環境や労働について考えたい、
 世界の人々とつながりながら
 この地域から行動を起こしたい。
 『Love&ビンボー春祭り』は
 そんなあなたのためのイベントです。
 ぜひ集会や大行進に参加し、
 あなたの意思を社会に発信してゆきましょう」と
呼び掛けている。

「アースデイあいち2011・Love&ビンボー春祭り」
 日時:4月24日(日)10時~17時
 (中部電力本社への大行進は12時集合、12時30分出発)
 場所:若宮大通公園(からくり時計裏)
    地下鉄名城線矢場町4番出口から徒歩5分

【参考記事】
名古屋ふれあいユニオン、メーデー初参加の方針 2008-04-27
愛知県中央メーデー:連合系上回る4000人参加 2008-05-01
第80回愛知県中央メーデーへ! 2009-04-23
メーデー&アースデイ!? 4月25日名古屋で集会 2010-04-23
4月25日、「LOVE&ビンボー春祭り」開催 2010-04-26
5月1日、第81回愛知県中央メーデーへ 2010-04-27
愛知県中央メーデーに4500人 2010-05-07
5/1(日)、第82回愛知県中央メーデーへ! 2011-04-29
愛知県中央メーデーに4000人 2011-05-03

[PR]
by imadegawatuusin | 2011-04-21 11:21 | 労働運動

――労働組合に加入し、派遣先・派遣元と交渉――
f0104415_21555197.jpg

■4月1日からの契約更新を勝ち取る
愛知県みよし市で自動車用プレス部品を製造している
福田工業において、
派遣労働者が地域労働組合に加入して
妊娠を理由とする雇い止めを阻止し、
社会保険への加入も勝ち取った。

日系ブラジル人のソウザ=ニルデさん(37歳)は
今年1月に妊娠が判明した。
ニルデさんは2008年11月から
愛知県西尾市の派遣会社・クオリティージャパンを通じて
福田工業に派遣されている。
派遣会社との雇用契約は2ヵ月後との更新だ。

労働者の妊娠・出産を理由とした不利益取り扱いは
法律で禁止されている。
だが現実には、
細切れ雇用で働く労働者の場合、
妊娠・出産などに直面すると、
企業側から雇い止めを通告される「妊娠切り」が
後を絶たない。

これを恐れたニルデさんは
名古屋ふれあいユニオンに加入。
名古屋ふれあいユニオンは
ニルデさんの雇用の維持や
社会保険への加入などを求めて
派遣先・派遣元の両社に
交渉の申し入れを行なった。

2月21日の第1回交渉の中で
クオリティージャパンは、
ニルデさんの社会保険への加入については
早急に手続きをすると約束した。

しかし雇用の問題については
派遣先・福田工業の専務が、
「お腹の大きな女性を働かせて、
 もしも労災事故などが起きた場合、
 ユニオンさんは責任が取れるんですか」などと
ユニオン側を詰問。
派遣会社・クオリティージャパンの取締役も、
「職場で流産ということになれば
 大変なことになる」と主張した。

さらに交渉の中では派遣先の従業員が、
「派遣を受ける側としては、
 妊娠して派遣社員が十分な仕事ができなくなれば、
 派遣会社に
 『(派遣社員を)代えてください』というのが
 普通の話。
 正社員とは違う」と発言した。

一方で派遣先の専務は、
「うちは診断書を出すなど
 ちゃんとした理由で長期間休む人も
 クビにしたりはしてきていない」と言い切った。
これを受けてユニオン側も、
ニルデさんの雇用の継続を
両社に強く要請して交渉を終えた。

その後ニルデさんは、
2月24日から3月10日まで、
切迫流産などで15日間の自宅安静を
医者から薦められた。
ニルデさんは会社側に診断書を提出し、
3月10日までの休暇を申し出た。

すると2月28日、
派遣会社・クオリティージャパンの取締役が
名古屋ふれあいユニオンに電話をかけ、
「(ニルデさんの)契約の更新は
 できない可能性が高い」と言ってきたのである。

切迫流産は妊娠初期にしばしば見られる症状であり、
ニルデさんが病院から
「自宅安静をすすめます」との診断を受けたのは、
2月24日から3月10日までの15日間だけである。
ニルデさんは
2月1日から3月31日までの雇用契約を
締結しており、
次回の更新の際に
「仕事ができない」ということはない。
出産予定日も今年の9月後半である。
何よりも、
わが子の命を第一に考え、
医師の診断に基づいて
大事をとって安静加療したことを理由に
クビを切られるというのでは
全くたまったものではない。

ユニオン側は
「できないということは了承できません」と反発したが
派遣会社側は、
「本人が仕事ができないなら
 契約の更新はできないじゃないですか」と
なおも主張し続けたのだ。

男女雇用機会均等法第9条第3項は、
「事業主は、
 その雇用する女性労働者が妊娠したこと、
 出産したこと、
 ……その他の妊娠又は出産に関する事由であって
 厚生労働省令で定めるものを理由として、
 当該女性労働者に対して
 解雇その他不利益な取扱いをしてはならない」と
定めており、
ここでいう「厚生労働省令」である
男女雇用機会均等法施行規則第2条の2は、
「法第九条第三項の
 厚生労働省令で定める妊娠又は出産に関する事由は、
 次のとおりとする。/
 ……九 妊娠又は出産に起因する症状により
 労務の提供ができないこと
 若しくはできなかったこと
 又は労働能率が低下したこと」と定めている。

そして労働者派遣法第47条の2により、
男女雇用機会均等法は
派遣先にも適用されることとなっている
(「労働者派遣の役務の提供を受ける者が
  その指揮命令の下に労働させる派遣労働者の
  当該労働者派遣に係る就業に関しては、
  当該労働者派遣の役務の提供を受ける者もまた、
  当該派遣労働者を雇用する事業主とみなして、
  雇用の分野における
  男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律
  ……第九条第三項……の規定を適用する」)。

また、
平成18年厚生労働省告示第614号は、
「期間を定めて雇用される者について、
 契約の更新をしないこと」が
男女雇用機会均等法第9条第3項で禁止されている
「解雇その他不利益な取扱い」に該当すると
定めている。
ニルデさんに対する雇い止めが強行されれば、
これが男女雇用機会均等法に反する
違法行為となることは明らかだった。

派遣会社取締役の
「契約の更新はできない可能性が高い」との発言を受け、
名古屋ふれあいユニオンはニルデさんとともに
愛知労働局に対し、
男女雇用機会均等法に基づいて
福田工業とクオリティージャパンに
必要な助言・指導をするよう要請。
両社に対しては、
「愛知労働局長の助言、指導又は勧告に対して
 不誠実な対応をとった場合には、
 東海労働弁護団など関係団体と強く連携し、
 職場復帰のための裁判支援など
 全力での支援を惜しまない決意」を
書面で明らかにした。

数日後、
クオリティージャパンから
「次回の契約は更新する」との回答が
ユニオンに届いた。
そして4月、
ニルデさんはクオリティージャパンと
契約更新の書面を取り交わしたのだ。
派遣労働者が「妊娠切り」をはね返した瞬間だ。

だが、
あくまで2ヶ月雇用の更新にすぎず、
今後も予断は許さない。
名古屋ふれあいユニオンは
ニルデさんをはじめとする派遣労働者の
雇用の安定を目指して奮闘する。
(JanJan Blog 4月15日から加筆転載)


【参考記事】
「妊娠切り」やめて! 派遣社員が労組加入 2011-02-22
トヨタ系協豊製作所下請で「妊娠切り」強行の危機 2011-03-03
「震災切り」2件、労組取り組みで勝利的解決! 2011-06-08


労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
昨年4月に開かれた第12回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加入に向けて、
検討委員会を設置し討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
 愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
http://homepage3.nifty.com/fureai-union/

[PR]
by imadegawatuusin | 2011-04-16 21:51 | 労働運動