5月25日「生きさせろ!名古屋大行動」

――「企業は雇用責任を果たせ」――

■トヨタを直撃する総包囲!
5月25日、
名古屋駅前周辺で、
東海地方の個人加盟制労働組合が連携し、
「生きさせろ!名古屋大行動」が取り組まれた。

午後2時ごろから
トヨタ・ミッドランドスクエア周辺には
100人近くの労働者が集結。
ユニオンみえからやってきた外国人労働者たちが
ドラムや笛を打ち鳴らし、
諸団体から次々と熱いアジテーションが
繰り出される中、
2時30分からは
トヨタ系各社に申し入れ行動が開始された。
東海地方の基幹企業・トヨタを打ち抜く
1日行動の始まりだ。

■ジェイテクト、労組書記長に「バカヤロウ」
トヨタ系各社の対応は、
どこも判で押したようにひどいものであった。

トヨタ自動車には
子会社・愛知製鋼(旧豊田製鋼)の偽装請負問題や
稲沢市のツカモトにおける
ベトナム人研修生問題などを申し入れようとしたが、
「申入書は受け取れない」、
「そのような立場にない」の一点張り。
トヨタ子会社のジェイテクトに至っては
最初からケンカ腰で、
ユニオンみえの広岡書記長に
「バカヤロウ」と発言したというからむちゃくちゃだ。

ジェイテクトは
自らが直接雇用する期間従業員を
「雇止め」しておきながら、
ユニオンみえの団体交渉要求に
いまだに応じようとしていない。
「雇止め」された期間従業員らが
ユニオンみえに結集し、
ジェイテクトに団体交渉を申し入れたのは
3月6日のことである。
労組に対してこのような仕打ちをしておきながら、
その書記長を「バカヤロウ」呼ばわりするとは
一体どういう了見なのか。

名古屋ふれあいユニオン
トヨタグループの総合商社・豊田通商にも、
豊田スチールセンター問題に関する申し入れを
行なった。
豊田スチールセンターは豊田通商の子会社で、
専務のパワハラ問題を告発したことをきっかけに
所属部署を解散させられ仕事を取り上げられたと
女性従業員が訴えている。
名古屋ふれあいユニオンとの団体交渉
たった2回行なっただけで
打ち切りを宣言してきている。

しかし豊田通商も、
やはり「申入書は受け取れない」、
「郵送で送ってきても破棄する」という対応だ。
けれど私たちは負けない。
必ずトヨタを社会的に包囲し、
争議解決を迫る決意を新たにした。

■決起集会に150人結集!
夕方には、
西柳公園で決起集会を開催。
約150人の労働者たちが、
「企業は雇用責任を果たせ!」
「労働者の生活に責任を持て!」と
シュプレヒコールを繰り広げながら、
ミッドランドスクエアに向けてデモ行進を行なった。

労働者がいなければ
そもそも会社は成り立たない。
「経営改善には首切りが必要」と言うのであれば、
一度 労働者全員を解雇してみたらどうだろう。
その日から、
企業は活動を完全停止せざるを得ない。

大切なのは、
経営者側の労働者に対する攻撃は全て、
労働者が団結して闘わないことを前提にしている、
という点だ。

だからこそ、
働く者が団結すれば
必ず勝利することができる。
あの巨大なミッドランドスクエアも、
労働者が力を合わせ、
汗を流して作ったものだ。
私たちの団結の力は、
トヨタの基盤を揺るがすことができるのだ。

彼ら経営側のピンチは
私たち労働者が団結を強めるチャンスでもある。
みんなの力を寄せ合って、
首切り攻撃を跳ね返そう!


「生きさせろ!名古屋大行動」決議文
 昨年11月末の「派遣切りラッシュ」から約半年がたちました。クビを切られた労働者たちがついに雇用保険も切れはじめ、生活は困窮の度を増しています。
 労働者の生活を省みず、目先の利益確保のみを追求して強行された派遣切りの嵐に、昨年12月23日、東海地域の労働組合・市民団体は所属団体の枠を越え、結束して「クビ切るな! 生きさせろ」12・23緊急行動を決行しました。
 トヨタ・ミッドランドスクエアに向けて「トヨタは内部留保13兆円をはき出せ!」と迫った私たちの行動は大きな反響を呼びました。
 それから5ヶ月。「クビ切るな! 生きさせろ」12・23緊急行動に結集した私たちは、働く者の「生きる権利」を求めて再び行動に立ち上がります。
 多数の労働者が仕事を失い、ハローワークに長蛇の列が出来る中、トヨタ自動車は依然、13兆円もの内部留保を抱え込んでいます。仕事と同時に住まいも失い路上に放り出される労働者が続出しているにもかかわらず、他方では、派遣会社に寮を提供していたアパートはガラガラに空いているのです。長年にわたって偽装請負や違法派遣で使われてきた労働者たちを解雇しておきながら、その一方で「国際貢献」の名の下に、様々な人権侵害を受けながら最低賃金以下で働かされる外国人「研修生」に労働者の置きかえを図る企業すら存在します。そして、その外国人「研修生」すら、不況を理由に充分な保証を受けることなく、失意の中で帰国を余儀なくされるケースが出ているのです。
 私たちはこのような理不尽を見過ごすことができません。労働者の暮らしを考慮せず、安易な解雇を行なう企業に対しては、派遣先・派遣元の別を問わず責任を追求してゆきます。また、偽装請負の蔓延する状況の中でその総括を行なわないまま労働者派遣を解禁し、今回の事態を招き寄せた立法や、いまだに生活保護法の適切な運用を行なわず「水際作戦」を繰り返している行政に対しても、政治的・法的責任を追及しなければなりません。

 本集会に結集する私たちは、
1.トヨタをはじめ企業に対し、直接雇用・間接雇用の如何を問わず、自らの使用する労働者の生活に責任を果たすこと。
2.国会に対し、中間搾取の廃絶を展望し、労働者派遣法を働くものの立場に立って抜本的に改正すること。
3.行政・自治体に対し、違法派遣・偽装請負を厳しく取締って直接雇用を指導することにより労働者の雇用を守るとともに、すでに雇用を失った労働者に対しては生活保護を含め持てる施策の全てを使い生活の安定を支援すること。
を強く要求するものです。

2009年5月25日
 「生きさせろ! 名古屋大行動」参加者一同


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第11回定期大会では、
連合産別・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山711号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
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郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
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by imadegawatuusin | 2009-06-02 18:04 | 労働運動