人気ブログランキング |

ムサシ鉄工事件、高裁で証人尋問実現へ

――労働者敗訴の1審判決見直しの可能性――
f0104415_1459913.jpg

■弁護士「『黙示の労働契約』成立に期待」
違法派遣で働かされていることを
労働局に申告し、
いったんは勤務先に
期間の定めのない正社員として
雇用された男性が、
その後
期間雇用の「契約社員」に切り替えられて
雇い止めされたのは不当として、
愛知県豊橋市に本社を置く
自動車部品メーカー・
ムサシ鉄工(代表取締役:松井繁裕)を
訴えている裁判で、
名古屋高裁は
元派遣会社の役員の
証人尋問を行なうことを
8月3日に決定した。

1審の名古屋地裁豊橋支部は、
労働者派遣法の定める派遣可能期間を
過ぎたあとも男性を就労させていた
ムサシ鉄工には、
男性を直接雇用する義務が生じていたと
認定し、
男性がいったんは正社員として
勤務先に雇い入れられていた事実を
認めたが、
男性がその翌月、
期間の定めのある雇用契約書に
記名したことで
労働契約が変更されたとして
男性の訴えを退けていた。

名古屋高裁が、
1審では行なわれなかった
派遣会社役員の証人尋問を
認める決定をしたことで、
「雇止め」を有効とした
1審判断の見直しが
行なわれる可能性がある。
ムサシ鉄工側は強く反発しており、
同日、
派遣会社役員の証人尋問を認めた決定に
異議を唱える「意見書」を
名古屋高裁に提出した。

●男性の代理人を務める中谷雄二弁護士の談話
「名古屋高裁は今回、
 松下PDP最高裁判決で
 『黙示の労働契約』の成立要素とされた、
 派遣先の採用行為への関与を
 立証するための
 派遣会社役員の証人尋問を認めた。
 派遣元が実質的に雇用主として
 機能していなかったこと、
 採用の権限を持たなかったことを
 立証すれば、
 『派遣』時代からの
 黙示の労働契約の成立に道が開かれ、
 1審判決が見直される可能性があるため、
 期待できる」
JanJan blog 8月5日より加筆転載)


【関連記事】
ホンダ下請・ムサシ鉄工の「騙し討ち解雇」糾弾!
愛知:「騙し討ち解雇だ」 労組抗議行動
ムサシ鉄工訴訟、派遣先の直接雇用義務認定


職場の理不尽を許さない、
強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は
名古屋ふれあいユニオンに結集し、
全ての職場に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年4月に開かれた第12回定期大会では、
「連合」単産・全国ユニオンへの加入に向けて、
検討委員会を設置し討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
 愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山303号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
http://homepage3.nifty.com/fureai-union/

by imadegawatuusin | 2010-08-05 14:49 | 労働運動