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落語界の「桂さん」や「立川さん」

――三谷幸喜「どう呼べばいいか分からない」――

■目上の人を下の名で呼ぶのも……

12月2日の『朝日新聞』の夕刊で
脚本家の三谷幸喜さんが、
先日亡くなった落語家の立川談志さんを
どう呼んでいいか分からなかったと書いている。

(筆者注:立川談志さんと)お会いすると、
当然のように緊張する。
どうお呼びしたらよいかがまず分からない。
「師匠は……」と言うと、
なんだか飲み屋でサラリーマンが
「よっ社長!」と相手を持ち上げるようで、
気が引ける。
「家元は……」は言葉として馴染(なじ)みが薄い。
「談志さんは……」もどうか。
目上の人をファーストネームで呼ぶ違和感が。
……結局、
主語を用いない
日本語独特の曖昧(あいまい)語法で
乗り切ることになる。


普通に考えれば「立川さん」と呼べばいいのだろう。
だが、
落語業界には「桂さん」や「立川さん」が
そこらじゅうにいる。
「立川さん」では固有名詞として機能しないから、
さてどう呼べばいいのかという話になるのだろう。

落語家同士ではどう呼び合っているのだろうか。

by imadegawatuusin | 2011-12-08 16:33 | 文化
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