勝ってから喜び、負けてから悲しむ

『倫理宏正新聞』2013年4月下旬号に、
日本人の性質として次のようなことが書かれていた。
「日本人の心とは、
 桜のようにパッと咲いて、パッと散るのを
 潔しとする――とよく言われる。
 しかし、
 勤勉で我慢強く、コツコツと努力する人を見ていると、
 そうとも言えないのでは? と首を傾げたくなる人も
 いるのではないか」。

たしかに、
「勤勉で我慢強く、コツコツと努力する」のは
日本人の特質とされる。
しかしそれは、
あくまで
見込みがあると思っているうちの話なのでは
ないだろうか。
ひとたびダメだと「見切りをつける」と、
「無駄な努力」は「あがき」とみなされ、
「諦めが悪い」と軽蔑されるように思えるのである。

「無駄な努力」をしないで
「見切りをつける」生き方は
ある意味「効率的」で「合理的」ではあるだろう。
だが、
「諦めが悪いあがき」の中から
逆転勝利が見えてくることもあるのではないか。

昔、
将棋の名人の強さの秘訣を探ってみると、
「勝ってから喜び、負けてから悲しむ」ことだと
わかったという話があった。
実際に勝つまで気を抜かない。
実際に負けるまであきらめない。
勝負は終わってみなければ分からない。
そんな不屈の心意気の中から
生まれるものもあるはずだ。


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by imadegawatuusin | 2013-07-23 09:48 | 雑記帳