『PHP』誌9月号の特集テーマは
「さあ、心をひらこう」だった。
リード文には
「オープンマインドが、人生を広げる」とある。
だが、
心ほどつかみどころのないものはない。
手のひらや腕と違って
自分の意思で開いたり閉じたりできるものではない。
どんなに心をひらこうとしても、
心はなかなかついてきてくれないときがある。
そんなときの秘訣は、
「オープンマインド」を
先に体で表現してしまうことである。
普通なら、
嬉しいことがあったときに人は微笑む。
しかし私は、
先に微笑みを浮かべることで
「嬉しいこと」を自らの身に呼び込みたい。
心の状態がどうであれ、
誰に対してもハキハキとあいさつをしたいし、
明るく会話をはずませたい。
「オープンマインドに見せる」こと、
まずは「外面(そとづら)」から始めることで、
心は後から付いてくる。
そして、
そうした姿勢で生きることは、
周りの人々への
最大の社会貢献ではないかと思うのである。
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