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名古屋:伊藤忠子会社前で抗議

――長距離巡航ミサイル輸入反対――
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射程500kmの長距離巡航ミサイル・JSMの
輸入中止を求める行動が
伊藤忠アビエーション名古屋支店前で
3月9日に取り組まれた。
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)の呼び掛けに応えて
市民団体・「不戦へのネットワーク」と
「東海民衆センター」とが取り組んだ。
東京の本社前でも同日、同時行動が行なわれた。
 
名古屋行動の参加者らは、
「最新鋭ステルス戦闘機に搭載される
 射程500kmの長距離巡航ミサイルは
 敵地攻撃用兵器に他ならない。
 専守防衛の原則に反する違憲兵器だ。
 伊藤忠アビエーションは
 憲法違反の長距離巡航ミサイルを輸入しないでほしい。
 『死の商人』となってはならない」と訴えた。
 
筆者も行動に参加して次のとおり話した。
 
「伊藤忠アビエーションの笠川信之社長は
 『攻撃は最善の防御なり』と
 ホームページの社長メッセージで言っている〔注1〕
 攻撃と防御との違いも分からずに、
 専守防衛を国是とする我が国の防衛装備の調達に
 携わっていいのか。
 500kmもの射程を持つ長距離巡航ミサイルは
 明らかに専守防衛の原則を踏み越える
 敵地攻撃用兵器ではないか。
 
 近江商人の初代伊藤忠兵衛は、
 『商売は菩薩の業、
  商売道の尊さは売り買い何(いず)れをも益し、
  世の不足をうずめ、
  御仏(みほとけ)の心にかなうもの』と
 説いていた〔注2〕
 菩薩や仏がミサイルを売るのか。
 初代伊藤忠兵衛が厚く信仰した浄土真宗では
 『兵戈無用』と教えている(『仏説無量寿経』)。
 盾とホコとの区別も付けず、
 儲けのためなら何をやってもいいなどとは
 初代伊藤忠兵衛は決して言わなかったはずである。
 
 日中友好協会会長も務めた
 伊藤忠商事元会長の丹羽宇一郎氏も、
 『うそをつくな、平和を愛せ』と教えていた〔注3〕
 敵地攻撃用兵器を防衛装備と言いくるめ、
 平和を害する取引などに加担していいのか。
 伊藤忠アビエーションは今こそ商売道に立ち返り、
 先人たちの名を恥ずかしめない商売を行なってほしい」。
 
名古屋行動参加者らは、
伊藤忠アビエーション名古屋支店に
申し入れを行なおうとした。
だが会社側は、
「名古屋支店にそうした機能は無い」と拒否した。
参加者らはやむなく
申し入れ内容を東京の本社前行動の参加者らに託して
街頭アクションに取り組んだ。

〔注1〕
笠川信之「社長メッセージ」伊藤忠アビエーション株式会社
〔注2〕
「【関西企業のDNA】『商売は菩薩の業』
 伊藤忠と丸紅の祖 初代と二代伊藤忠兵衛」
 産経新聞電子版2018年12月29日
〔注3〕
「丹羽宇一郎の『商売道』
 商社を目指す学生に言う『うそをつくな、平和を愛せ』」
 毎日新聞デジタル2016年9月5日

by imadegawatuusin | 2020-03-09 18:25 | 経済