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12・19あいち総がかり行動

――名古屋で憲法改悪阻止を訴え――
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■「課題知り、市民に語ろう」
 
「憲法をくらしと政治にいかす
 改憲NO!あいち総がかり行動」は名古屋市中区で
12月19日に集会とデモを行なった。
 
集会では、
あいち総がかり行動共同代表の中谷雄二弁護士が
基調発言を行なった。
 
その中で中谷弁護士はまず、
自公政権の環境政策を批判した。
「自公政権は原発の問題について、
 脱石炭のためには原発を続けなければならないと
 言う。
 けれども、
 原子力発電は放射能を必然的に発生させる。
 放射性廃棄物の処理方法は確立していない。
 廃棄物は当然積み重なっていく。
 
 日本では福島原発のあの事故が有った。
 安全だ安全だと神話が繰り返されてきた。
 脱石炭のために原発依存をするなどという、
 そんな馬鹿な話が有るか! 
 かえって放射性廃棄物を増やし、
 また事故の危険性を増やすようなことを
 許すわけにはいかない。
 原発に依存することのどこが環境にやさしいのか」。
 
次に中谷弁護士は、
政府与党の経済政策・コロナ対策にも異を唱え、
合わせて「維新の会」にも批判の目を向ける。
「自公政権は、
 富裕層のための、大企業のための金は使っても、
 今ここで苦しんでいる人のためにお金を使わない。
 保健所をつぶし、
 公立病院を統廃合してきた。
 その手法が、
 数値目標を各県に示して
 それを守らせるというものだ。
 その優等生が大阪だ。
 数値目標のとおりに『効率化』を進めた結果、
 コロナで感染者が出て人が苦しんでいる時に、
 それを収容する病棟は無いと、
 自宅療養だと言って放置した」。
 
最後に中谷弁護士は、
「来年の参院選に向けて
 本気で闘う姿勢を私たちが取らなければ、
 極めて危険な状況に追い込まれる。
 私たちは、
 私たちに残された力を生かして、
 一人一人の市民に語っていかなければならない。
 課題を知り、
 私たち一人一人が
 どうやってその課題に対処すればいいのかを語る。
 今日の集会をその第一歩にしたい」と
呼びかけた。
 
■「金を払えば」は権力私物化
 
続いて、
各課題からの発言が続いた。
 
「ハッピーにエコる活動家」の村田美穂さんは、
「資源も食べ物も無限ではない。
 知ればアクション出来る事や解決できる事は
 沢山有る」と訴えた。
 
自由法曹団愛知支部事務局長の加藤悠史弁護士は、
森友学園についての
決裁文書改ざんを苦にして自殺した財務省職員の
遺族が国を訴えていた裁判で、
職員の上司の証人尋問を前に
国が突然 請求を「認諾」して
裁判を終わらせた件に触れ、
「遺族が求めていたことは、
 真相を明らかにしてほしいということだ。
 これに背を向けて、
 お金だけ払えばいいだろうという対応自体、
 権力の私物化そのものだ」とした。
 
愛労連の竹内創事務局長は、
日本で生み出された「春闘」を、
「労働者の団結と労働組合の共同の力を
 一定の時期に集中することで、
 労働組合の運動を
 労働者・国民全体の運動に綱げる闘い」と紹介した。
そして、
「2022年春闘では、
 コロナ禍が大災害となった大きな原因である
 異常な低賃金・不安定雇用を改善させる。
 困難に直面する労働者・国民に寄り添い、
 皆さんと一緒に闘いぬく」と発言した。
 
不戦へのネットワークの山本みはぎさんは
「軍拡を止めよう」と訴え、
山内益恵弁護士は
「子どもを一人の権利主体として
 尊重する」べきことを訴えた。
 
■デモ"命と暮らしに税金使え"
 
集会の後、
参加者らは中区・栄の繁華街をデモ行進し、
「いのちと暮らしに税金使え」、
「軍事費削って暮らしに回せ」などと
道行く人々に訴えた。
憲法改悪阻止・自公政権打倒の大運動を
職場・学園・地域から巻き起こそう! 

【参考記事】 




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by imadegawatuusin | 2021-12-20 04:12 | 政治
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