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NATOも集団安全保障条約もNO!

――ロシアも軍事同盟主導国――
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■ウクライナ侵攻は正当化しえず

私は、
日米安保条約にもNATOにも断固反対の
非同盟主義者なので言わせてもらいたい。

今回のロシアのウクライナ侵攻について、
「NATOが悪い」と言う人が居る。
だが、
現にウクライナに侵攻しているロシアが
ベラルーシなど5か国と結んでいる軍事同盟である
集団安全保障条約機構が問題視されることは少ない。
ロシア軍はベラルーシ領内からウクライナに
ミサイルを打ち込んでいるのにである。

ロシアは、
一方的にNATOという軍事同盟の圧迫を受ける
非同盟国であるわけではない。
他方の軍事同盟の主導国なのである
(そしてウクライナは
 現時点でNATOに入っているわけではない)。

客観的には、
集団安全保障条約機構を率いる軍事大国ロシアが
非同盟国であるウクライナに
一方的に攻め入っているのが現状だ。

「アメリカが主導するNATOは侵略的な軍事同盟で、
 ロシアが主導する集団安全保障条約機構は
 防衛的な軍事同盟だ」などと言うなら、
ソ連や中国の核を美化した冷戦思考と変わらない。

実際にロシアは、
ウクライナやNATOに侵略されたわけでないのに
ベラルーシなどの協力を得て
ウクライナを侵略しているでないか。

若し軍事同盟に反対するというのなら、
NATOと同様に
ロシア主導の集団安全保障条約機構にも反対し、
非同盟国であるウクライナに
手厚い連帯があるべきだ。

そして侵略戦争に反対なら、
アメリカのイラク侵略に断固反対したように、
ロシアのウクライナ侵略にもやはり
反対するべきではないだろうか。


【参考記事】






by imadegawatuusin | 2022-04-18 16:55 | 国際
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