――スト・抗議行動を当たりまえに――■反転攻勢が始まっている
全日建連帯ユニオン関西地区生コン支部への刑事弾圧に
抗議する大阪府警前元旦行動が1月1日に有った。
私を含む関生東海の会の5人をはじめ、
全国から およそ500人の仲間たちが集まった。
労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会の
小林勝彦代表は、
「大阪府警本部前での反弾圧元旦行動も6年目だ。
今年も、
かなりの人数が結集している。
これは、
関生支部だけでなく、
労働運動に大きな力を与えている」と あいさつした。
そして、
「労働組合が行動しなくなると、
世論は逆に、
当たりまえの労働運動を やっている側を
悪と見るように なる」と言い、
「昨年は西武・そごうのストライキが
世間に大きなインパクトを与えた。
今、
ジェットスタージャパンでも
指名ストを やっている。
ストライキは当たりまえ、
抗議行動は当たりまえに変えていかなければ
司法には勝てない。
闘う労働運動を強化し、
我々も行動していこう」と呼び掛けた。
全日建連帯ユニオン関西地区生コン支部の
湯川裕司執行委員長は、
「(労組の抗議行動と交渉を
「威力業務妨害」と「強要未遂」であるとした)
和歌山広域協組事件では昨年、
大阪高裁で、
関生支部の役員3人全員の逆転無罪判決が出た。
検察も、
最高裁に上げられず、
無罪が確定した。
だが、
この無罪判決を書いた裁判官は依願退職を した。
(子供を保育園に入れるために
就労先の会社に就労証明書の発行を要求した
関生支部組合員を「強要未遂」とした)
加茂生コン事件で逆転無罪判決を書いた
大阪高裁の裁判官も
定年退職間近だった。
辞める前にしか本当のことが書けないのか」と語った。
関生東海の会の近藤ゆり子さんは、
「大川原化工機えん罪事件で先日、
逮捕や起訴の違法性を認めて
国と東京都に賠償を命じる判決が東京地裁で出た。
公安警察が政治的に事件を作り、
人を殺した。
多くの人が これを知った。
反転攻勢が始まっている」と訴えた。
その後、
合唱チーム・「法円坂55」の演奏に合わせて参加者たちは
「インターナショナル」などを歌った。
そして最後に大阪府警本部に向けて、
「関生弾圧を粉砕するぞ!」、
「労働組合は連帯して闘うぞ!」、
「市民と連帯して闘うぞ!」などと唱和して、
労働組合つぶしを許さない意志を改めて示した。
【参考記事】
..... Ads by Excite 広告 .....