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名古屋ふれあいユニオン第10回定期大会報告

3月16日、
金山駅前の
中京大学文化市民会館第1会議室において、
名古屋ふれあいユニオン第10回定期大会を
開催しました。
金山に事務所があるのに
金山で大会をするのは、なぜか今回が初めて。

大会には組合員55名、来賓6名、
その他傍聴の方併せて約65名が参加し、
定期大会としては過去最高となりました。
来賓の方の熱のこもったご挨拶や、
提案された議事に対しても
真摯な意見が出されたこともあり、
予定時間を1時間近く超過して行われました。
忙しい中参加された組合員の方には、
ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

●熱い連帯の挨拶
議事に先立ち、
別掲の6名の来賓の方が、
それぞれの立場から
熱い連帯のご挨拶をいただきました。

中でもこの一年、
当ユニオンが取り組んだ
裁判や労働委員会の多くに関わっていただいた
名古屋共同法律事務所の中谷弁護士からは、
ユニオンに対する「苦言」として
「裁判闘争に頼ってはならない。
 要求の実現のためには、
 制度の枠にとらわれないこと。
 労働組合の原点は実力闘争であり、
 敵よりも一日も長く闘うことで
 勝利は切り開ける」旨の檄をいただきました。
 
●組織的に大きく前進したこの一年
経過報告では、
この1年で過去最多の組合員がユニオンに加わり、
交渉件数も飛躍的に増えた事が報告されました。
それにより
全体会、学習会、交流会の参加者も
昨年に比べ大きく増えています。
その原動力として
外国人労働者の組織組織拡大があることは、
大会出席者の顔ぶれを見ても
すぐにわかることです。

しかしその一方で、
地域的にも広がった組合員同士の意見交換や
交流・学習については、
これまで何でも
名古屋地域中心に取り組んできた体制を改め、
地域ごとの集まりなど、
組合員がより参加しやすい方法が求められています。 

また、
組合員を結びつける上で大きな役割を果たしている
機関紙については、
経費削減のために
希望者については
インターネットでの配信でもよいのでは、
との意見が出されましたが、
組合員の自覚やつながりを深めることや、
安全に情報を提供するためには、
印刷物を配布する体制を維持したい、
との運営委員会からの答弁がなされました。

●昨年の勢いをさらに拡大・発展させるために
活動方針については、
ます組織活動として、
組合員300人体制の確立、
三河支部の設置、
インターネットの充実(携帯電話にも対応)などが
提起されました。

相談・交渉に関しては、
地域の仲間とともに
「ユニオンデー」と呼べるような行動を
随時行うことにより、
交渉や要求の前進を図ること、
ことばや文化の違いを越えて、
組合員が団結できる活動を進めること、などが
提起されました。

地域の仲間との交流・連携については、
ユニオン東海ネットワークの仲間との
より一層の連携と共に、
交流可能な労働組合、市民団体を
更に拡大深化させることが述べられました。

取り組むテーマとしては、
ユニオン結成以来の活動スローガンである
「不安定雇用労働者のよりどころ」として、
派遣労働者の権利拡大、
派遣法の抜本改正、
均等待遇の実現に加え、
外国人研修生・実習生問題への取り組みも
提起されました。

この活動方針に対しては、
出席した組合員より
「活動方針には
 『平和と民主主義を求めた諸活動に取り組もう』とあるが、
 具体的に何をやってきたのか」という質問・意見があり、
他団体との共闘や、機関紙での意見表明など、
できるところから取り組んでいきたいとの運営委員会の答弁や、
日頃のユニオンの活動自体が
差別人権侵害をなくし、平和への意識を醸成するのでは、
という意見が出されるなど、
積極的な意見交換がなされました。

いくつかの議論ののち、
経過報告・活動方針とも
全体の拍手で承認されました。

●新たな運営委員会のもと、新たな一年をはじめよう 
休憩を挟んで、
昨年度の決算及び会計監査の報告が行われ、
引き続いて本年度予算が提案されました。
昨年に比べ予算規模はかなり大きくなり、
活発な組合活動が求められる予算です。
全体の拍手で承認されました。

次に、
年間ストライキ権の確立と、
新しい運営委員の選出を、
出席した組合員全員の投票により決定していきました。

年間スト権については、
ストライキ権を全体で確立しておくことの意味、
実際にストライキを行う場合の手続き等について、
Q&Aで説明した上で提起し、
圧倒的多数で可決承認されました。

運営委員選出選挙は、
投票の結果、
立候補者全員が信任されました。
新しく確立された運営委員会は、
昨年度組合に参加した組合員から
3名が新たに運営委員になると共に、
運営委員長、副委員長、事務局長の三役も
新たなメンバーとなり、
今年一年の運営を力強く担う体制が確立できたのでは、
と思います。

議事終了後は、
その場でささやかな懇親会を開催しました。
準備不足でやや分散してしまいましたが、
個々の組合員から
交渉の報告や近況報告を聞きながら、
ざっくばらんに交流を行いました。

定期大会は
日頃なかなかお会いできない組合員が
一同に会する機会です。
次回は議事についても、
交流の面でも余裕を持った運営を心がけたいと思います。

参加された組合員の皆さん、
ご苦労様でした。
そして、
全ての組合員の皆さん、
定期大会で採択された活動方針を中心に
今後一年、ユニオンの活動を
みんなの力で力強く進めていきましょう!
(事務局長 浅野文秀)


◆来賓の皆さん~ご臨席・ご発言ありがとうございました
(発言順)
ユニオンみえ委員長 塩田至さん
豊明市臨時職員げんきユニオン委員長 加藤久美子さん
管理職ユニオン・東海委員長 堰代晃さん
西尾地区労 村瀬浩介さん
名古屋共同法律事務所・弁護士 中谷雄二さん
名古屋労災職業病研究会代表 杉浦裕さん

◆大会へのメッセージ ありがとうございました
コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク
札幌地域労働組合
東京ユニオン
東京東部地域ユニオン協議会(下町ユニオン)
よこはまシティユニオン
静岡ふれあいユニオン
岐阜一般労働組合
自治労連西尾市職員組合
きょうとユニオン(京都地域合同労働組合)
大阪市域ユニオン協議会(なにわユニオン)
せんしゅうユニオン
在日高麗労働者連盟
労働組合武庫川ユニオン
あかし地域ユニオン
連合福岡ユニオン
労働組合大分ふれあいユニオン
愛知県労働組合総連合
愛知全労協
外国人研修生権利ネットワーク
名古屋南部法律事務所


《参考記事》
名古屋ふれあいユニオン第9回大会
名古屋ふれあいユニオン運営委員長就任のご挨拶(第10回大会)
名古屋ふれあいユニオン11回大会報告
名古屋ふれあいユニオン第12回定期大会


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
愛知県に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
雇用形態や国籍に関わりなく、
愛知県下で働くすべての労働者が一人から加盟できる
地域労働組合(コミュニティユニオン)。
コミュニティユニオン全国ネットワーク
コミュニティユニオン東海ネットワークにも参加。
今年3月に開かれた第10回定期大会では、
連合産別・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
積極的に企画しながら活動している。
現在、組合員数約200名。
組合員は組合費月額1500円。
賛助会員(サポーター)は年会費5000円。
住所:〒460‐0024
    愛知県名古屋市中区正木4-8-8 メゾン金山711号室
    (JR・地下鉄・名鉄金山駅下車 名古屋ボストン美術館の向かい)
電話番号:052‐679‐3079(午前10時~午後6時)月~金
ファックス:052‐679‐3080
電子メール:fureai@abox.so-net.ne.jp
郵便振替 00800‐8‐126554
ホームページ
http://homepage3.nifty.com/fureai-union/
by imadegawatuusin | 2008-03-16 13:17 | 労働運動