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フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会第5回総会

――エド委員長「すべてのトヨタ労働者のために」――

■組合員解雇から7年、233人を職場に戻せ!
フィリピントヨタ労組を支援する愛知の会は6月7日、
豊田産業文化センター大会議室で
第5回総会を開催した。

労働組合からは
トヨタグループの少数派労組・全トヨタユニオン全労連系)や
笹島日雇労働組合(日雇全協)とともに、
愛知県の個人加盟制労働組合名古屋ふれあいユニオンを代表して
筆者も連帯のあいさつを行なった。

全トヨタユニオンの若月忠夫委員長は、
正式な議題とはならないものの
トヨタ自動車との団体交渉の中などでも
フィリピントヨタ労組問題を積極的に取り上げていると紹介。
「市民の皆さんに労働組合を
 どんどん『使って』いってもらいたい」と発言した。
笹島日雇労働組合の大西豊委員長は、
トヨタ下請のプレス部品会社・フタバ産業(正社員労組は全トヨタ労連加盟)に
外国人労働者を派遣していた「トモサービス」が、
労働者の弱みに付け込んで労災申請さえも怠り、
非道な搾取を行なっている実態を告発した。

名古屋ふれあいユニオンを代表して筆者は、
トヨタグループの自動車部品メーカー・デンソー
グループ企業であるアンデン(正社員労組は全トヨタ労連)において、
構内下請企業・トゥエンティファーストの労働者約50人を組織し、
会社側と労使協議会などを開催している活動について紹介。
トヨタグループの鋼材メーカー・愛知製鋼
トヨタ自動車二次下請けの自動車部品メーカーでも
それぞれ二桁に上る非正規雇用労働者たちを組織し、
これまで未組織状態に置かれてきた労働者たちを
積極的に労働組合の旗の下に組織化していることを報告した。

わが名古屋ふれあいユニオンに加盟しているトヨタ系労働者には、
日本人の派遣・請負など非正規雇用労働者はもとより、
日系ブラジル人労働者やベトナム人「実習生」など
外国人労働者も多い。
彼らが海を渡ってやって来た日本において、
劣悪な労働条件をも甘んじて受け入れさせられてきたことと、
トヨタが海外(特に発展途上国)において労働運動を弾圧し
発展途上国労働者たちを
無権利・低賃金状態に置き続けていることとは
表裏一体の問題である。
国境を越えた不当労働行為への闘い(フィリピントヨタ労組支援)と、
足元における国際連帯の闘い(移住労働者の組織化)とを結びつけ、
相乗的に、
オールトヨタ労働者の労働条件の向上を勝ち取ってゆこうと
筆者はあいさつの中で呼びかけた。

フィリピントヨタ労組を支援する会本部からは、
フィリピントヨタ労組の上部団体でもある
連合産別・全造船機械関東地協の吉田さんなど2名が出席。
パワーポイントを使った映像で年間の活動を振り返った後、
フィリピントヨタ労組を取り巻くフィリピン現地の政治情勢などの
解説を受けた。

今年度活動方針の質疑応答の中で筆者は、
毎年愛知県で2月11日に開かれる
トヨタ総行動への「支援する会」の参加などを提起、
前向きな回答を得た。

総会にはフィリピントヨタ労組の
エド=クベロ委員長からのメッセージも到着。
自らがトヨタからクビを切られつつも、
なお「オールトヨタ労働者のために」と叫んで締めくくった
彼の連帯のあいさつは、
多くの参加者の共感を集めた。

総会は最後に、
今年一年の活動を担う役員を選出。
我が名古屋ふれあいユニオンのH組合員も
運営委員に選出された。

フィリピントヨタ労組233名解雇から7年。
この間、国連国際労働機関は4度にわたってフィリピン政府に対し、
フィリピントヨタ社が労組との団体交渉に応じ
被解雇者を現職復帰させるための
適切な処置をとることなどを求める勧告を発し続けている。
日本のトヨタ自動車労組などの上部団体・国際金属労連もなお、
フィリピントヨタ労組の闘いを支持する姿勢を崩していない。

筆者はここに改めて、フィリピントヨタ社

1.2003年9月のフィリピン最高裁の判決に従い、
  フィリピントヨタ労働組合との団体交渉を直ちに行なうこと。
2.国連・国際労働機関の勧告や
  国際金属労働組合連盟の求めに応じ、
  フィリピントヨタ労働組合組合員の解雇を撤回すること。

を強く要求するものである。


【参考記事】
「オールトヨタは一つ」
フィリピントヨタ労組連帯行動
フィリピン労組支援者:名古屋モーターショーで宣伝
NFU:今年もフィリピントヨタ労組キャンペーンに参加
フィリピントヨタ労組エド=クベロ委員長と交流
フィリピントヨタ労組連帯、トヨタ本社前行動
フィリピントヨタ労組、今年も来日
フィリピントヨタ労組連帯行動に参加!


市民団体フィリピントヨタ労組を支援する会
住所:〒237-0063 神奈川県横須賀市追浜東町3-63-901
TEL / FAX: 046-866-4930
電子メール:protest-toyota@list.jca.apc.org
ホームページ:http://www.green.dti.ne.jp/protest_toyota/
年会費
 個人: 一口 5000円
 団体: 原則として二口 10000円
(会費は、フィリピンに送金され、
 現地の裁判闘争費用、保釈金、
 組合事務所の経費、組合の行動費等に使われます)。
郵便振替口座: 00290-7-60036
加入者名: 「フィリピントヨタ労組を支援する会」

by imadegawatuusin | 2008-06-14 18:23 | 労働運動