――庶民各層の連帯で、なくせ貧困、許すな格差!――
■全国キャラバン愛知入りを受けて
23日、
名古屋市中区矢場町の若宮広場で開かれた
「反貧困愛知フェスタ」に参加した。
広がる
貧困への対策強化を訴える
「反貧困全国キャラバン」のキャラバンカーが
愛知県入りしたことを受けてのイベントだ。
キャラバンカーは今年7月から10月までの予定で
全国を巡り、
10月19日(日)には東京・明治公園(千駄ヶ谷駅徒歩7分)で
午後1時から総まとめ大集会を行なうとのこと。
壇上からは貧困対策強化を訴える
「東海生活保護利用支援ネットワーク」
(代表は当労組も
TSS裁判でお世話になっている
森弘典弁護士)や、
野宿者への襲撃問題について訴える
「笹島診療所」などが発言。
奨学金の充実などを求める
高校生グループのダンスなども披露され、
盛り上がりを見せた。
■ここでも「格差」が……?
会場では労働相談などのブースだけでなく、
多くの人たちがフリーマーケットや屋台を出店。
我が
名古屋ふれあいユニオン組合員も
様々なサークル名で店を出していたが、
「甘味屋かりん党」(あまみやかりんとう)名義で
かりんとうを販売していた組合員は
思うように売り上げが伸びず赤字。
(結構おいしかったけど、
いかんせん店名のセンスが……)。
一方、
スリランカ人の友人たちと
「日本・スリランカおもしろ交流協会」を結成し、
スリランカカレーの販売を行なった組合員の企画は
大当たりでバカ売れだった。
(こんな所でも「格差」が……)。
■ヒンキー・ねこなまず先頭にデモ
イベント終了後には
約120人がデモ行進(
中日新聞9月24日)。
全国反貧困運動のシンボル・「ヒンキー」や
名古屋反貧困運動のシンボル・「ねこなまず」を先頭に、
栄周辺を練り歩いた。
デモの中では、
生活保護申請希望者に、
そもそも申請さえさせずに審査を怠る
いわゆる「水際作戦」を念頭に、
「申請書を渡せ!」・「申請書を窓口におけ!」などの
シュプレヒコール、
「ビンボー人は悪くないぞ!」・「税金は金持ちから取れ!」
などのユニークなシュプレヒコールも響き渡り、
沿道の注目を集めていた。