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マニュテクと団体交渉を開催

――「解雇」日までの賃金支払い勝ち取る――

■解雇問題は労働委員会あっせんに
愛知県の個人加盟制労働組合
名古屋ふれあいユニオンは16日、
名古屋市中区の建築設計事務所・マニュテク
団体交渉を行なった。

ここまでの道のりは長かった。
そもそも名古屋ふれあいユニオンは、
マニュテクから解雇通告を受けた組合員・Kさんについて、
今年8月1日から団体交渉の開催を求める
申し入れを行なってきたのだ。
だが、
マニュテク側はユニオンに電話をかけてきて
団体交渉を拒絶。
ユニオンは8月20日、
改めて配達記録で団体交渉の申し入れをしたが、
同社の徳永範明社長は受け取りを拒否。
申入書は29日に郵便局から返送されてきた。
仕方がないので
9月9日にFAXで団体交渉の申し入れをしたが、
それでもやはり回答がない。

名古屋ふれあいユニオンは9月24日、
愛知県労働委員会に団体交渉の促進などを求めて
あっせんを申請、
ようやく16日の団体交渉にこぎつけた。

交渉では、
Kさんが解雇通知を受けてから、
実際に解雇されるまでの間に、
徳永範明社長から「仕事を見つけてこい」と言われて
出勤しなかった日や、
「仕事はない」とか
「ユニオンに言って要求を取りさげてこい」と言われて
退社させられた日の賃金についても、
会社都合の休業として
賃金の全額を支払うことで合意するなど
一定の前進があった。

だが、
解雇については会社側は、
「試用期間中の解雇であり、
 Kさんは3ヶ月の間に
 本採用に十分な能力に達しなかった」として
その正当性を主張。
解雇不当を訴えるKさんの主張とは
平行線をたどったため、
解雇問題については
労働委員会のあっせんにかけることで
合意した。

非常に問題なことは、
マニュテクの徳永範明社長が団体交渉の中で、
解雇不当を訴えるKさんのことを
「部落のたかり屋と同じ」と言い、
明らかな差別発言を行なったことである。
ユニオン側はこの発言に強く抗議し、
撤回させた。

一部には
「今どき部落差別などない」などと言うひともいるが、
団体交渉という、
労働組合法で定められた正式な労使協議の場で
平然とこのような発言を行なう人物が、
株式会社の代表取締役社長として人を雇い、
人を使っている現実を目の当たりにして、
改めて被差別部落に対する差別・偏見の
根深さを感じた。
今後も私たちは、
差別や人権侵害を断じて許さない
人権労働運動の旗を堂々と掲げ、
活動を続けてゆくつもりである。


【参考記事】
マニュテク徳永社長は団体交渉に応じろ!
マニュテク:労組との団体交渉に応じる意向


職場の理不尽を許さない、強く優しい地域労組の建設を!
愛知県下の未組織労働者は名古屋ふれあいユニオンに結集し、
愛知県に人権労働運動の灯をともそう!



労働組合名古屋ふれあいユニオン
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今年3月に開かれた第10回定期大会では、
連合産別・全国ユニオンへの加盟について討議するとする活動方針を採択。
日ごろから組合員の学習会や交流会・相談会などを
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by imadegawatuusin | 2008-10-17 12:40 | 労働運動
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