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映画えいが・『百合子ゆりこ、ダスヴィダーニヤ』
――中条ちゅうじょう宮本みやもと)=百合子ゆりこ湯浅ゆあさ=芳子よしこ――
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   (わたし)何人(なんぴと)にも(い)わぬ。
   (むね)ひとつにおさめて(だま)る。
   しかしこのことは百年(ひゃくねん)ののちに
   (あき)らかにされていいことだ。(湯浅ゆあさ=芳子よしこ

日本共産党最高指導者にほんきょうさんとうさいこうしどうしゃ宮本みやもと=顕治けんじつまとして、
その 「獄中十二年ごくちゅうじゅうにねん」の たたかいを ささえぬいた
プロレタリア文学作家ぶんがくさっか宮本みやもと=百合子ゆりこ
他方たほう
愛国婦人あいこくふじん』の 編集へんしゅうをしつつ、
そんな 百合子ゆりこ一時いちじ 共同生活きょうどうせいかつおくった のち
ともに ソれん留学りゅうがくした 湯浅ゆあさ=芳子よしこ
日本にほんや ソれん二人ふたりともらした 時間じかん
じつ7年強ななねんきょうにも わたる。
そんな 二人ふたりあいだ一体いったい なにったのか? 
二人ふたり往復書簡おうふくしょかんもとに、
同居生活どうきょせいかつはじめの 1カ月半いっかげつはん焦点しょうてんてて えが
本当ほんとうった 物語ものがたり」。

映画会えいがかい百合子ゆりこ、ダスヴィダーニヤ』
日時にちじ3月13日さんがつじゅうさんにち(すい)午後7時ごごしちじ~ 
参加費さんかひ無料むりょう別途べっと席料500円せきりょうごひゃくえんと ドリンクの 注文ちゅうもんとを)
会場かいじょう:ダイニングバー・Queer+sクィアーズ
住所じゅうしょ名古屋市中区栄四丁目13-18なごやしなかくさかえよんちょうめじゅうさんのじゅうはち さかえスパークビル5階ごかい
電話でんわ:080-4542-4532

by imadegawatuusin | 2019-03-12 15:07 | 文化

――1月26日(土)、女子大小路を拠点に――
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名古屋テレビの ニュース情報番組の 『UP!』で、
LGBT落語の 本多=一麻さんの 特集が
1月22日に 放送された。
1月26日(土)には、
名古屋市栄四丁目13番18号 栄スパークビル5階の
Queer+s(クィアーズ)で、
午後7時から 「LGBT落語研究会」が 発足する。
参加費は 1000円(1ドリンク付き)である。

1.「LGBT落語研究会」立ち上げの経緯
本多=一麻さんは、
女として 生まれて 男として 暮らす
FtMトランスジェンダーだ。
男として 俳優を 務めつつ、
「俳優寄席」などで 活動してきた。
昨年は、
『毎日新聞』2018年8月17日夕刊で
「落語で伝えるLGBT 自らの体験、笑いに」と
取り上げられた。
そして 1月22日(火)には メ〜テレ 『UP!』で、
「笑いで“かけ橋”に…LGBT落語家の挑戦」と 題する
特集が 放送されるなど、
性的少数者ならではの 体験を 笑いに 織り込み
伝える 活動を 行なってきた。

しかしながら、
名の 有る 古典落語の 中で
性的少数者が 中心的に 取り扱われるものを 見付けるのは
必ずしも 容易でない。
また、
今時の 人権感覚に 照らせば、
そのままでは 適切さを 欠く 話も 少なくない。
一口に 「LGBT」といっても その 内実は 様様である。
広く 人人に 見せられる 話に するためには、
色色な 立場の 人人との 交流や 討議を
欠かすことが 出来ない。
新作落語を 演じるにも、
様様な 当事者・非当事者の
様様な「LGBT体験」や 歴史の 調査が 欠かせない。

また 本多さんは、
自ら FtMトランスジェンダーの 当事者として、
性的少数者としての 属性を 抱えながら
伝統的な 落語の 道を 歩むのに、
やりがいと 共に 様様な 難しさをも 感じてきた。

そうした 中で 本多さんは、
名古屋の ゲイバーや レズビアンバーが 集まる
女子大小路(栄四丁目)の
LGBTmixBAR・Queer+s(クィアーズ)に 集う 当事者ら
様様な 人人と 交わり、
こうした 人人と 共に、
性的少数者に まつわる 落語の 鑑賞・研鑽を 行なうことで
落語文化の 興隆や
性的少数者についての 理解増進を 図るべく
「LGBT落語研究会」を
1月26日(土)に 立ち上げる。

2.「LGBT落語研究会」の概要
・広く 市民を 巻き込んで
 性的少数者に まつわる 落語の
 鑑賞や 研鑽を 行なうことで
 落語文化の 興隆や
 性的少数者についての 理解増進を 図る。

・LGBT当事者として 俳優・落語界で 苦労してきた
 本多一麻の 経験を 活かし、
 LGBT当事者で
 落語や お笑いの 世界で 活躍したいと 希望する 人人の
 支援も 行なう。

・名古屋の ゲイバーや レズビアンバーが 集まる 地区・
 女子大小路(栄四丁目)の
 LGBTmixBAR・Queer+s (クィアーズ)に 拠点を 置き、
 性的少数者当事者と 共に 歩む。

3.「LGBT落語研究会」発足会次第
  日時:1月26日(土)19時〜
  会場:愛知県名古屋市中区栄四丁目13番18号
     栄スパークビル5階 Queer+s
  参加費:1000円(1ドリンク付き)

問い合わせ先:LGBT落語研究会準備会(代表:本多一麻)
住所:名古屋市中区栄4丁目13番18号
   栄スパークビル5階 Queer+s気付
電話番号:070-5335-4532 担当者:酒井徹(070-4531-5528)
電子メール:manequinecho@gmail.com

by imadegawatuusin | 2019-01-23 13:46 | 文化

朝日新聞の投書欄で、
「子に銃 米軍批判は筋違い」という投稿を読んだ
(朝日新聞「声」欄9月12日)。
投稿は、
米軍基地内は「事実上は米国」であるといい、
同国では銃の保持が
「神が与えた権利」と考えられていると指摘する。
そして、
「日本の親たちは、
 その文化の違いを知った上で基地を訪れるべきだ。
 遊園地に行くのではない」というのである。

確かに米軍基地内は、
日本の法律や常識がそのまま適用されない所だ。
米国では人民が「銃を持つ権利」を憲法で認めている。
しかしその米国においても、
銃を扱う権利を持つのは
責任能力を備えた人間であることは大前提だ。
幼い子供に遊びで銃を使わせないことは、
銃規制の賛成派・反対派を超えた共通了解事項である。
自動車の運転が自由に認められる国だからといって、
幼い子供に運転させることが
容認されるわけではないのと同じだ。

伝統的な欧米文化では、
子供は「一人前になる前の未熟な人間」であり、
権利の主体というよりも、
もっぱら保護・教育の対象とされる。
また、
子供たちに銃を構えさせた米兵の行為に
批判の声をあげたのは、
当の子供たちの親ではなく、
米軍基地の存在に批判的な市民団体であった事実も
付け加えておきたい。

米国の「銃文化」は、
幼い子供に銃を構えさせた米兵の行為を
正当化する理由にはならない。
子供たちの親をなじることこそ「筋違い」というものだ。


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by imadegawatuusin | 2013-09-13 14:50 | 文化

安易な「天罰論」は危険

「お天道様の裁きは恐ろしいぞ」との投書が
朝日新聞5月27日の投書欄に載った。
投書は、
「強引なやり方で財産を築いた」知り合いの「息子や孫」が
「事故や火事など不幸に多数見舞われた」ことを
「お天道様の裁き」であるという。
そして、
「『お天道様の裁きは何代も続き、恐ろしいぞ』と
 大人も子どももみんなが信ずるようになれば、
 いい世の中になる」というのだ。

「お天道様」が本当に正しいものであるならば、
どうして直接本人に裁きを下さず、
罪のない子や孫に
事故や火事などの不幸をもたらすのだろうか。
こうした「世代を超えた裁き」を容認する姿勢は、
血筋による差別を正当化する
不義不正の考え方に結びついていく。
安易な「天罰論」は実は危険な考えなのだ。

相手側(がわ)の過失が100パーセントの事故というのは
珍しくないし、
火事の原因の第一位は放火である。
事故や火事といったものは
本人の落ち度とは関係なく起きるときは起きるものだ。
それなのに
世の不幸について被害者側に落ち度を求める「天罰論」は、
ただでさえ傷ついている被害者側を
二重に苦しめる妄説だ。
「悪いことをすると事故や火事にあう」という考えが
正しいとなれば、
事故や火事にあった人を
「悪いことをした人」ではないかと
見なければならなくなるわけである。

検証不能な迷信には弊害が多い。
そうした迷信は「いい世の中」などつくらない。
ありもしない「天罰」よりも、
日本を代表する高級紙である朝日新聞に
こうした荒唐無稽(こうとうむけい)な投書が
堂々と載っていることの方が
私にはよほど「恐ろしい」。


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by imadegawatuusin | 2013-08-28 18:09 | 文化

政府のクールジャパン推進会議が、
「正統な」日本料理の伝道師育成を
打ち出していることを
5月31日の朝日新聞社説で知った。
「海外での正しさの押し付けは逆効果」と
社説は指摘する。
私も同じ考えだ。

たとえば日本の家庭に定着しているカレーは、
インドの「正統な」カレーとは別物だ。
だが、
インドから「正統なカレー」を押し付けられていれば、
これほど日本で子供たちに親しまれるものには
ならなかっただろう。
ラーメンも、
しょうゆや味噌ラーメンは中国にはなく、
「日式老麺」と呼ばれているという。

現地の文化に溶け込んでこそ外来文化は広まり、
定着する。
新聞社説にもある通り、
「謙虚さこそ、日本文化のクール」な戦略なのだ。


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by imadegawatuusin | 2013-07-24 09:45 | 文化

『朝日新聞』の昨年12月23日の投書欄に、
「正月の風習 少しだけでも守る」と題された投稿が
載っていた。
その文章は、
「商店街の門松もめっきり減り、
 しめ縄飾りをする家もまばらになった」と
書き起こされ、
「せめて、
 家の中でもおせち料理を作り、
 鏡餅を供え、
 おとそで新年を祝うことだけは守っていきたい」と
締めくくられている。

だが、
門松・しめ縄飾り・鏡餅といったものは
単なる風習ではない。
本来は神道という特定宗教と結びついた
宗教グッズなのである。

たとえば門松は、
正月の神である「歳神様」が訪れるための
目印であると説明され、
松が「(歳神様を)待つ」に通じるとされている。

しめ縄飾りは
「穢れ・不浄を防ぎ、
 歳神様を迎える家を神聖な領域にするもの」とされ、
歴史的には差別や偏見とも結びついてきた
「穢れ意識」とも関わりが深い。

そして何より鏡餅は、
「家の中で歳神様が宿る依り代」であり、
いわば神の「ご神体」となるものなのだ。

ただただ前例を無批判に踏襲し続けていると、
日ごろどんなに宗教を遠ざけ理性的に暮らしていても、
非合理な宗教的観念や穢れ意識に
知らず知らずに侵されてしまう恐れがある。

「風習」だから「伝統」だからと
思考停止に陥るのでなく、
意味や由来をきちんと知って、
その是非を自分の頭で一つ一つ判断していく
主体的な態度が必要だ。
そうした態度を身につけてこそ、
不要なものまで売りつけて金儲けを図る商業主義に
踊らされずに
無駄を排する賢い消費者となることができるのである。


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by imadegawatuusin | 2013-05-22 18:14 | 文化

――三谷幸喜「どう呼べばいいか分からない」――

■目上の人を下の名で呼ぶのも……

12月2日の『朝日新聞』の夕刊で
脚本家の三谷幸喜さんが、
先日亡くなった落語家の立川談志さんを
どう呼んでいいか分からなかったと書いている。

(筆者注:立川談志さんと)お会いすると、
当然のように緊張する。
どうお呼びしたらよいかがまず分からない。
「師匠は……」と言うと、
なんだか飲み屋でサラリーマンが
「よっ社長!」と相手を持ち上げるようで、
気が引ける。
「家元は……」は言葉として馴染(なじ)みが薄い。
「談志さんは……」もどうか。
目上の人をファーストネームで呼ぶ違和感が。
……結局、
主語を用いない
日本語独特の曖昧(あいまい)語法で
乗り切ることになる。


普通に考えれば「立川さん」と呼べばいいのだろう。
だが、
落語業界には「桂さん」や「立川さん」が
そこらじゅうにいる。
「立川さん」では固有名詞として機能しないから、
さてどう呼べばいいのかという話になるのだろう。

落語家同士ではどう呼び合っているのだろうか。

by imadegawatuusin | 2011-12-08 16:33 | 文化