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カテゴリ:労働運動( 285 )

――「8時間働けば暮らせる社会を」――
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第130回国際メーデーの 5月1日に
第90回愛知県中央メーデー集会が
名古屋市中村区の ささしまライブで 開かれた。
愛労連や 愛知全労協系労組 および 独立系労組などによる
実行委員会が 開いた。
県内の 250団体・約3000人が 参加し(主催者発表)、
1日 8時間 働けば 普通に 暮らせる 社会にしようと
団結を 固めた。

■愛知では100年前からメーデー
榑松佐一実行委員長は 主催者あいさつの 冒頭で 言わく、
「愛知県では メーデーは 100年前に 始まりました。
 では、
 なぜ 今日が 第90回なのでしょうか。
 それは、
 天皇制国家の 弾圧で
 開けなかった 時が 有るからです」と
メーデーの 歴史を 説き起こした。
そして 榑松実行委員長は、
県内で 外国人労働者が 増えていることなどにも 触れて
言わく、
「国籍を 問わず、
 全ての 労働者が 安心して 働ける 職場環境を
 実現しましょう」と 呼び掛けた。

■新しい時代は私達が自ら開く
愛知憲法会議事務局長の 本秀紀・名古屋大学大学院教授は
言わく、
「自民党の 萩生田光一幹事長代行が 4月18日に
 インターネット番組で、
 『譲位が 終わって 新しい 時代に なったら、
  ワイルドな 憲法審査を
  自民党は 進めていかないといけない』と 発言しました。
 国民の 理解が 得られなくても
 強引に 憲法改悪を 推し進めようというものです。
 ワイルドだぜぇ〜!」と 批判し、
「安倍政権が 憲法改悪を 断念するまで
 運動を 広げましょう」と 呼び掛けた。

日本共産党の 井上哲士参議院議員も 言わく、
「誰もが 8時間 働けば 普通に 暮らせる 社会を
 共に つくろうではありませんか。
 第90回愛知県中央メーデー 万歳!」と
激励の あいさつを 行なった。
社民党愛知県連代表の 山登志浩江南市議も 言わく、
「元号が 変わっても、
 私たちの 暮らしは 1ミリたりとも 良くなっていません。
 1日 24時間の うち、
 8時間 働き、8時間 休み、
 8時間は 自分自身のために 使える 新しい 時代は、
 私たちが 私たち 自身の 手で
 勝ち取らなければなりません」と 発言した。

集会は 最後に、
「誰でも8時間働けば
 人間らしく暮らせる賃金と働き方を確立しましょう」
とする メ―デー宣言を 採択した。
そして、
「大企業は 内部留保を 吐き出せ」・
「下請け 単価を 引き上げろ」・
「金持ち減税 反対」などと 訴えながら
名古屋市内を デモ行進した。

by imadegawatuusin | 2019-05-03 08:20 | 労働運動

――各地でスト・集会・デモなど――

■愛知:18:30から栄で労働者決起集会 
昨日は 19春闘の 集中回答日でした。
各社の 低水準回答に 抗議し、
今日は 全国で
ストライキなどの 統一行動が 行なわれています。
愛知県では
福祉保育労が 17時に 栄広場から 栄一周デモを、
18:30からは 愛知国民春闘共闘委員会が
栄広場から
「19春闘勝利!全県労働者決起集会」と デモとを
行ないます。

19春闘勝利!全県労働者決起集会
日付:2019年3月14日(木)
時間:18:30~20:00
会場:栄広場(名古屋市中区錦3丁目25番地内)
主催:愛知国民春闘共闘委員会
電話:052-871-5433(愛労連内)
詳細内容
18:30:集会スタート
19:10:デモ行進(栄広場から矢場町北交差点まで)

by imadegawatuusin | 2019-03-14 13:15 | 労働運動

――愛知・三重で多言語対応――
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■「SNSで労働・生活相談受け問題解決」
愛知や 三重に 住む 5か国の 学生ら 25人が
個人加盟労組・「ユースユニオン」を
25日に 結成した。
「ブラックバイト」などの 労働問題だけでなく、
奨学金など 若者特有の 生活問題の 相談も 受け付けて
解決を 図る。
LINEや ツイッターなど SNSでも 相談できる。
ポルトガル語・スペイン語・英語での 相談にも 対応する。

ユースユニオンは
地域労組・名古屋ふれあいユニオンや
ユニオンみえの 支援を 受けて
東海地方で 活動する。
両労組は、
派遣などの 非正規雇用労働者や 外国人労働者にも
広く 加入を 呼びかけて
労働問題の 解決に 取り組んできた。
ユースユニオンは
30歳以下の 若者自身が 主体となって、
奨学金や セクハラなど、
若者が 日常的に 抱える 問題にも 取り組んでいく。
SNSでの 相談の 受け付けや 多言語対応、
高校や 大学などの 学籍者には
月500円の 組合費で 加入を 促すなどして
間口を 広げたいという。

結成メンバーの 高校生は、
「コンビニや ステーキハウスで アルバイトを してきた。
 年末年始は 時給を 1200円 出すから
 シフトに 入ってくれと 言われて 入ったが、
 給料明細を 見たら (時給)900円のままだった。
 多くの 若者は 一人では 声を 上げられない。
 若い 世代にも 労働組合が 必要なのに、
 認知度は 低い。
 SNSを 通じた 相談の 拡大に 可能性を 感じて
 ユースユニオンを 結成した。
 まずは 多くの 高校生や 大学生に 知ってもらって
 質問を してもらいたい」と 呼びかけた。

日系ブラジル人の
マツナガ=ハギハラ=イングリッドさん(27)は
アメリカの 大学を 休学中だ。
日本で 生まれ、
4歳で ブラジルに 渡った。
14歳の 時に 再び 来日し、
2014年から アメリカの 大学に 入学した。
毎年 日本に 帰国した 際に アルバイトで 働き
お金を ためて 学費を 払う。
昨年8月に 派遣先の 工場で セクハラに 遭い、
警察に 相談すると ユニオンみえを 紹介されたという。
「会社は、
 会社の ルール(規則)は 教えるけど、
 (労働者の )ライト(権利)は 教えない。
 外国人は 自分の ライトを 知らないし、
 どこに 相談すれば いいかも 分からない。
 労働者は、
 みんなで 集まったら 一杯 パワー 持っている。
 もっと アピールしてほしい」と 話した。

ユースユニオンへの 電話相談は 当面、
愛知:052-526-0661・三重:059-225-4088で 受け付ける。
LINE(@dxn6664n)や ツイッター(@YOUTHUNION1)でも
相談を 受ける
(『朝日新聞』電子版・『伊勢新聞』電子版・
 『中日新聞』名古屋市民版1月26日)。
(『レイバーネット』1月28日から加筆転載)

by imadegawatuusin | 2019-01-28 22:42 | 労働運動

――導入阻止どうにゅうそし現場げんばでのたたか重要じゅうよう――
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こうプロ:はたらかせ放題ほうだい懸念けねんこえ 
アヤメ はな 夏6月なつろくがつ
29日にじゅうくにち二十日はつか あま九日ここのか)の 昼前ひるまえに、
はたら方改革かたかいかく一括法いっかつほう
参議院本会議さんぎいんほんかいぎにおいて 可決かけつ成立せいりつした。

これは、
自民党じみんとう公明党こうめいとう日本維新にっぽんいしんかいなどの 賛成さんせいる。
国民民主党こくみんみんしゅとう立憲民主党りっけんみんしゅとう
それに 共産党きょうさんとう自由党じゆうとう社民党しゃみんとうなどの 野党やとう
反対はんたいした。
これまで 残業時間ざんぎょうじかんについては、
労使協定ろうしきょうていむすべば 上限じょうげん規制きせいく、
青天井あおてんじょう状態じょうたいだった。
このたびの 「はたら方改革かたかいかく一括法いっかつほう成立せいりつって、
残業時間ざんぎょうじかん罰則付ばっそくつきの 上限規制じょうげんきせい
はじめて もうけられる。
けれども この 法律ほうりつには、
際限さいげんい 「定額働ていがくはたらかせ放題ほうだい」を 可能かのうにしてしまう
こうプロ」せい新設しんせつまでもが まれている。
性質せいしつまったちがう こうした 諸法案しょほうあんわせにして、
一括法案いっかつほうあん」として 審議しんぎ採決さいけつする 乱暴らんぼうな やりかたには
批判ひはんこえたかまっていた。

強行採決きょうこうさいけつただちに街頭行動がいとうこうどう 
はたら方改革かたかいかく一括法いっかつほう成立せいりつけて 名古屋なごやでは、
その ひるただちに 街頭行動がいとうこうどうまれた。
緊急行動きんきゅうこうどうったのは、
コミュニティユニオン東海とうかいネットの 諸労組しょろうそ
東海労働弁護団とうかいろうどうべんごだんや、
内野うちの=博子ひろこさんら 過労死遺族かろうしいぞくたちなどである。

しん攻防こうぼう職場生産点しょくばせいさんてんに 
ぜんトヨタ労働組合ろうどうくみあい中村なかむら=一三書記長いちぞうしょきちょうわく、
「『こうプロ』にせよ 『残業月100時間ざんぎょうつきひゃくじかん未満みまん)』にせよ、
 労使合意ろうしごういければ 職場しょくば導入どうにゅうすることは
 出来できない ことに なっている。
 職場現場しょくばげんばでの たたかいが
 今後こんご いよいよ 重要じゅうように なる」と しかじか、
これからの たたかいの 方向性ほうこうせいしめした。

たたかいは法成立ほうせいりつではわらない 
名古屋なごやふれあいユニオンの 鶴丸つるまる=周一郎委員長しゅういちろういいんちょうわく、
たたかいは 法案成立ほうあんせいりつでは わらない。
 ユニオンは これからも たたかいを つづけていく」と しかじか
力強ちからづよいきった。
ここから さきは、
職場生産点しょくばせいさんてんこそが たたかいの 主戦場しゅせんじょうと なる。
他人たにん時間じかんを タダだと おもうな! 
はたらいた ぶんカネくらい はらえ! 
はたらもの事事ことごと労働組合ろうどうくみあい結集けっしゅうし、
定額働ていがくはたらかせ放題ほうだい」=「こうプロ」せい導入どうにゅう
職場生産点しょくばせいさんてん阻止そししよう! 


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by imadegawatuusin | 2018-06-29 20:03 | 労働運動

――トヨタ過労死遺族かろうしいぞく内野博子うちのひろこさんも参加さんか――
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名古屋駅前なごやえきまえでの街頭宣伝がいとうせんでん労働局ろうどうきょくへのもう 

コミュニティユニオン東海とうかいネットワークは 6月26日ろくがつにじゅうろくにちに、
「『こうプロ』強行採決阻止きょうこうさいけつそし! ろくてん26にろく一日行動いちにちこうどう」を
おこなった。
れは、
政府せいふ与党よとうが 「はたら方改革かたかいかく一括法案いっかつほうあん
参議院さんぎいん厚生労働委員会こうせいろうどういいんかいにおける 強行採決きょうこうさいけつ
もくろむ なかまれた 緊急行動きんきゅうこうどうだ。
法案ほうあんには、
定額働ていがくはたらかせ放題ほうだい」を 合法化ごうほうかする、
わゆる 「こうプロ」せい新設しんせつまれている。

ひる街頭行動がいとうこうどうには、
トヨタ過労死遺族かろうしいぞく内野うちの=博子ひろこさんも くわわった。
東海労働弁護団とうかいろうどうべんごだん愛労連あいろうれん愛知健康あいちけんこうセンターからも
参加さんかった。

コミュニティユニオン東海とうかいネットワークは あと
愛知労働局あいちろうどうきょくおとずれた。
して、
こうプロ」制導入せいどうにゅう反対はんたいする 申入書もうしいれしょ提出ていしゅつして、
8時間はちじかん はたらけば らせる 社会しゃかい実現じつげん」を うったえた。

コミュニティユニオン東海とうかいネットワークは、
東海地方とうかいちほう個人加盟制労組こじんかめいせいろうそなど
連絡れんらく協議組織きょうぎそしきである。
ユニオンみえ(「連合れんごう産別さんべつ・「全国ぜんこくユニオン」加盟かめい)や
名古屋なごやふれあいユニオンなど
16じゅうろく組織そしきから っている。


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by imadegawatuusin | 2018-06-27 01:42 | 労働運動

――労働法制改悪阻止ろうどうほうせいかいあくそし6・19ろくてんいちきゅう全国一斉行動ぜんこくいっせいこうどうinイン東海とうかい――
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全国ぜんこくキャラバンのけにこたえて 
コミュニティユニオン東海とうかいネットワークは 6月19日ろくがつじゅうくにちに、
労働法制改悪阻止ろうどうほうせいかいあくそし6・19ろくてんいちきゅう全国一斉行動ぜんこくいっせいこうどうinイン東海とうかい」の
街頭行動がいとうこうどうおこなった。
れは、
労働法制改悪阻止ろうどうほうせいかいあくそし全国ぜんこくキャラバンが 提起ていきした、
6月19日ろくがつじゅうくにち全国一斉街頭行動ぜんこくいっせいがいとうこうどうけに
こたえたものだ。

行動こうどうには、
トヨタ過労死遺族かろうしいぞく内野うちの=博子ひろこさんや、
愛知健康あいちけんこうセンター・東海労働弁護団とうかいろうどうべんごだん愛労連あいろうれんなども 
くわわった。
行動参加者こうどうさんかしゃらは、
高度こうどプロフェッショナル制度せいど導入反対どうにゅうはんたいなど
口口くちぐちうったえて
街頭演説がいとうえんぜつビラなどおこなった。

コミュニティユニオン東海とうかいネットワークは あと
トヨタ自動車じどうしゃ
自民党じみんとう公明党こうめいとう立憲民主党りっけんみんしゅとう各愛知県組織かくあいちけんそしきへの
要請行動ようせいこうどうんだ。
立憲民主党りっけんみんしゅとうわく、
こころざしおなじ。
 ともたたかう」と しかじか おうじた。

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by imadegawatuusin | 2018-06-20 06:58 | 労働運動

――「原価改善」押し付けに抗し下からの共同闘争を――

2月2日(日)「第35回トヨタ総行動」名古屋集会
場所:名古屋市白川公園(地下鉄東山線伏見駅下車)
時間:午後1時~ 
   集会終了後トヨタミッドランドに向けてデモ


■トヨタ自動車期間工の経験から
私は2006年にトヨタ自動車の期間工になりました。
日給は9000円でした。
ただし期間工は期間限定とはいえ
トヨタ自動車の「社員」ですから、
社員寮にタダで住めます。
また、
トヨタ自動車の「社員」ですから、
寮や工場の食堂でご飯を食べると
社員割引があるわけです。
600円のご飯が400円で食べられます。
(おいしかったです)。

■正社員が400円で食べるメシを600円で……
ではトヨタ自動車は
どこから収奪してあれだけ儲けているのでしょうか。
実はトヨタ自動車は
下請け企業から部品を安く買い叩いて儲けているのです。
トヨタでは部品を安く買い叩くことを
「安く買う」とは言いません。
「原価改善」と言います。
トヨタ自動車から「原価改善だ」と言われた
1次下請けは、
部品を安く納めなければなりません。

するとどうなるか。
トヨタ自動車の期間工を辞めたあと、
次に私は1次下請けのトヨタ車体で
派遣工として働きました。
1次下請けのトヨタ車体になると、
直接雇用の正社員と期間工とだけでは
やっていけなくなり、
ここで初めて派遣社員が登場するのです。

トヨタ車体の派遣工は時給1200円です。
時給を8倍してもらえばわかりますが、
給料だけを見ると
トヨタ自動車の期間工よりも
労働条件は良いように見えます。

しかし、
派遣工はトヨタ車体の社員ではなく、
派遣会社の社員です。
ですから、
トヨタ車体の寮に住ませてもらうには
寮費を払わなければなりません。
私の場合は1ヶ月で4万9000円取られました。
同じ仕事をしているのに、
トヨタ自動車の期間工だった時には
かからなかった寮費が、
派遣工になったとたんにのしかかってくるのです。

そして、
派遣工は
トヨタ車体の社員ではなく派遣会社の社員ですから、
トヨタ車体の寮や工場の食堂でご飯を食べても、
社員割引は効きません。
一部上場企業の正社員であるトヨタ車体の社員が
400円で食べているメシを、
非正規雇用労働者である派遣工は
600円出さないと食べられないことになるわけです。
不条理な話です。

■違法・脱法が横行する2次下請け
その後、
私は愛知の地域労組・名古屋ふれあいユニオンの
運営委員長として、
トヨタ生産構造のさらに下、
2次下請けや3次下請けの実態も
見ていくことになりました。

1次下請けのトヨタ車体が
トヨタ自動車から「原価改善だ」と言われると、
トヨタ車体はさらにその下請けである2次下請けに
「原価改善だ」と言って転嫁するのです。
するとどうなるか。
1次下請けのトヨタ車体の製造工程には
日本人の労働者しかいませんでしたが、
2次下請けの会社になると外国人労働者が出てきます。
もちろんみんな派遣です。
私が名古屋ふれあいユニオンの運営委員長に
なったばかりのころは、
雇用保険にも社会保険にも入れてもらっていない
外国人労働者がたくさんいました。

さすがに最近では、
社会保険はともかく
雇用保険に単純に入らない会社は
ずいぶんと少なくなってきました。
しかしそれでも、
脱法的なやり方で
「合法的に」労働者を
社会保険・雇用保険に入れない手口や、
社会保険料や雇用保険料を半額にする手口
(当然、
 労働者が失業したときにもらえる手当も
 半額になってしまう)
を編み出す業者が跡を絶ちません。
悪質派遣会社やブローカーが
ここでは横行しているのです。

■最低賃金も払えない3次下請け
これが3次下請けになると、
ついに労働者に最低賃金も払えなくなるのです。
ここで外国人「研修生」(今は「実習生」)が出てきます。
法律が改正されて今はそうではなくなりましたが、
私が
名古屋ふれあいユニオンの運営委員長になった当時は
彼らには労働法が一切適用されませんでした。
彼らは労働者ではなく、
車づくりのお勉強に来ている「研修生」なのです。
ですから最低賃金も適用されません。
時給300円とか350円とかで
朝から晩まで長時間、
黙々と働くというのが当たり前でした。

彼らは労働者ではありませんから
今でも職業選択の自由がありません。
会社をクビになれば、
勝手に他の会社に移って働くわけにはいかないのです。
「○○会社の工場で3年間車づくりの勉強をする」
という資格で日本に来ていますから、
社長がクビだと言えば原則 強制帰国です。
ですから会社にものが言えず、
セクハラ・パワハラも横行しています。
だから実習生制度は
「人身売買」・「奴隷労働」と批判されるのです。

■労働者は労組で団結! 下請けも協同組合で団結を!
こうした構造を打ち破るには、
個々の労働者を労働組合に組織して
個別企業と闘っていくのも もちろん大切なのですが、
それだけでは
構造そのものを変えることはなかなかできません。
下請け会社も
一面では大企業によって搾取される側にあるということを
理解し、
中小企業等協同組合法に基づく協同組合に
下請企業を組織して
下請企業同士の分断を打ち破り、
協同組合法の共同受注・共同販売制度で
下請企業が団結して価格決定力を取り戻していくことを
追求していくべきだと思います。
(協同組合法に基づく共同販売
 ――みんなで結託して同じ値段で物を売る――には
 独占禁止法の適用が除外されます。
 また協同組合には取引先との団体交渉権があり、
 大企業は協同組合との交渉に
 誠実に応じなければなりません)。
「原価改善」の押し付けに抗して
今こそ幅広い共同闘争を組織し、
アベノミクスインフレ(物価上昇)下での大幅賃上げ、
下請け単価の引き上げを求めて
春闘決起集会=トヨタ総行動・名古屋集会
(2月2日午後1時~白川公園、
 地下鉄東山線伏見駅下車)に大結集しましょう。

すべての くにの はたらたみは、
むすがりましょう! 


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by imadegawatuusin | 2014-01-30 15:17 | 労働運動

――職場の理不尽を許さない強く優しい地域労組を――

■大きな展望を持つユニオン運動
わが国の労働組合組織率は
ついに18パーセントを切った。
働く者の非正規化・外注化が進み、
大きな会社の既存の社内組合が
自動的加盟制(ユニオンショップ)で組み入れてきた
労働者の層は
薄くなるばかりだ。
逆に言うと、
会社に労働組合がない、
あっても非正規・間接雇用で社内労組に入れないという
働く人が
日々次々と生み出されているのである。
正規と非正規との分け隔てを破り、
国籍の違いをも乗り越えて
労働者として固く一つに結びつき、
働く者の権利を守る個人加盟制の労働組合・ユニオンが
強く求められている。
私たちユニオンの闘いには今、
組織拡大の大きな展望が存在するのだ。
労働組合を必要としている人々に大きく門戸を開き、
組織を大きくして組合の力を強くする絶好の時が
訪れている。
「組合員が増える→争議動員力・交渉力が高まる
→解決力が増し組合員が増える
→専従スタッフも増える」という良い流れを
今こそ作っていかなければならない。

■「一人の問題」を「みんなの問題」に
労働者と経営者との間には、
社会的にも経済的にも圧倒的な格差がある。
労働者一人一人が経営者とケンカをしても
はっきり言って勝ち目はない。
しかし、
労働者が地域労組に集まれば話は別だ。
「経営者VS一労働者」というあり方を
「経営者VS地域の労働者」というあり方に、
そして「経営者VS全国の労働者」というあり方にまで
押し広げていけば
力関係をひっくり返すこともできるのだ。
そうした勝利をいとぐちに
職場で働く者の多数を組織できれば、
やがては職場の支配権を
株主(金持ち)に選ばれた経営者から奪い返し、
選挙で選ばれた職場労働者の代表が
経営に加わっていく
職場民主化への道も開かれていく。
職場生産点で日常不断に闘う労働組合の存在が
働く者を労働者として結びつけ、
世直しの土台と条件とを作り出していくのである。

■労働運動には社会を変える力がある
働く者の武器は団結だ。
団結して行動することだ。
本質的に少数者である経営者たちは、
労働者が結び合うことを何よりも恐れている。
労働者へのあらゆる形の攻撃は、
労働者が「団結しないこと」を
大前提にしているのである。

労働組合には世の中を変える力がある。
職場の理不尽を一掃し、
格差是正・貧困撲滅への道を切り開くには
闘う労組の存在と働く仲間の団結が欠かせない。
職場で汗を流して働いて
実際に世の中を動かしている労働者こそが、
格差を是正し貧困をなくし、
歴史をつくり世の中を変える力を持った存在なのだ。

職場の理不尽を許さない強く優しい地域労組の建設を! 
地域の他労組とも協力し、
愛知県の全ての職場に労働組合を建設しよう! 

すべての くにの はたらたみは、
むすがろう! 


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by imadegawatuusin | 2014-01-20 14:12 | 労働運動

――東アカ「名誉棄損訴訟」の経験から――

■団結を全国的に勝ち取る武器に

個人加盟制労組において、
インターネットはその戦略上決定的な意味を持つ。

トヨタ自動車労組のように
職場の大多数を結集する社内労組なら、
会社の問題は機関紙や職場掲示板などを通して
全ての社員に周知徹底することができる。
しかし、
組合員が会社に一人の状態から始まるユニオンの場合、
労働組合ができた事実も、
団体交渉が開催された事実も、
どのようなことがそこで話し合われたのかも、
全国に散らばる他の労働者に伝える手段は限られている。
勤務時間内の組合活動も施設の使用も、
掲示板や組合事務所の設置も認められない中、
組合側がインターネットを広報手段として活用するのは
当然だ。

東京アカデミーから名誉棄損で訴えられた記事を
私が書いた第一の目的は、
全国で働く同社の従業員に、
労組と会社との間の団体交渉の内容を報道し、
従業員の労働組合への結集を図り
職場の民主化を進めることにあった。

そしてこうした活動は、
違う会社の労働者にもユニオンの活動と意義とを紹介し、
理解を広めて労働運動の発展を図り、
働く者の権利を社会的に守り抜くことにもつながる。

そもそも労働組合と会社とは、
対等な立場で交渉しなければならない。
しかし実際は、
雇う側の経営者と雇われる側の労働者との間では、
圧倒的な力の格差が存在する。

そこで、
社内の多数を組織している労組の場合は、
ストライキなどをかまえることで対等性を確保する。
しかし、
社内に1人しか組合員がいない場合、
「ストライキだ!」と言っても
「はい、どうぞ」と言われて、
それで終わりだ。
単に同盟罷業を背景にするだけでは
労使の対等性は一切担保されないのである。

しかし、
これは力関係を会社の中にとどめた場合だ。
私たちはこの力関係を、
「会社VS一労働者」の構図から
「会社VS地域の労働者」
さらには「会社VS全国の労働者」という関係に
押し広げていくことによって
力関係を逆転してゆく。
その手段として、
全国に情報を発信できるインターネットは
今後ますます重要になっていくはずである。

だからこそ、
経営側は今後ますます訴訟などで
これを押さえ込もうとするだろう。

今回訴訟を受けたことは私自身の教訓にもなった。
跳ね返すにあたっては
財政面でもユニオンにお世話になった。
記事の書き方や発表の仕方に
反省すべき点もあったと思う。

だが今回の件を、
決してユニオンが
インターネットの利用に消極的になったり
萎縮したりするきっかけにだけはしてほしくない。
そうなれば、
労働者・労働組合の言論活動を封殺したくてたまらない
経営側の思う壺だ。
負けることなくひるむことなく、
経営側の矛盾を暴露する大きな武器として
今後もインターネットを縦横無尽に活用することが
個人加盟制労働組合の勝利の原動力となるだろう。

すべての くにの やとわれながら はたいている 人人ひとびとよ。
こころむすんで ちからわせ、
たばになって ちあがれ! 
たがいに むすびつきあって
ひとつに まとまり たたかおう! 


【参考記事】
東京アカデミー事件・和解報告


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by imadegawatuusin | 2013-09-07 17:11 | 労働運動

――名古屋ふれあいユニオン、公開学習会開催――
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■「新たな労働分野の規制緩和を問う」

愛知県の個人加盟制労働組合・名古屋ふれあいユニオン
(「コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク」加盟)は
8月3日に名古屋市中区の女性会館で
一般市民も対象とした公開学習会を開き、
名古屋大学の和田肇教授が
「新たな労働分野の規制緩和を問う」と題して話をした。

和田教授は、
「世間では雇用崩壊などと言われているが、
 雇用は崩壊したのではない。
 破壊されてきたのだ」と言い切った。
「労働法制の規制緩和といえば
 小泉内閣と思われているが、
 その根っこは80年代の中曽根内閣ごろから始まり、
 90年代の橋本内閣のころから本格的になってきた」と
言うのである。

「私は当初から、
 こういう改革が続いていると
 非常に大きな問題になると警告を発してきたが、
 今になってみれば考え方が甘かった。
 リーマンショックの派遣切りを目の当たりにして、
 これほどひどい状況になるとはと衝撃を受けた」と
和田教授は振り返る。

「その後、
 労働法は民主党政権になったときに
 少しは良い方向に改められたが、
 自民党政権になって
 せっかくの新しい流れが
 また元に戻されようとしている。
 これが進んでいくと、
 ちょっとはマシになったものが
 以前よりもさらに悪くなる」と和田教授は言う。
そして、
この流れが最も典型的に表れているのが
派遣法であるというのだ。

■派遣労働者はモノ扱い

「派遣労働者は人数だけで言うと、
 全労働者の2パーセントに満たない。
 なのになぜこれほど大きな問題が
 この2パーセントの人々に集中するのか。
 それは、
 国の雇用政策の矛盾が
 集中的にあらわれる働き方だからだ。
 派遣労働者の多くは有期雇用で、
 かつ間接雇用で女性も多い。
 人を働かせるものが雇うという
 直接雇用原則の例外的存在となっている。
 他の会社から人を借りてきて、
 いらなくなったら元に返す。
 物品と同じ扱いをされるのが派遣労働者という存在だ」
と和田教授は憤った。

「だから元々、
 派遣はどこにでもできるものではなかった。
 交渉力のある専門職、
 専門技術を持つ人だけを対象とした
 特殊な働き方だった。
 それが今や、
 製造業などの単純労働にも派遣ができる。
 元々弱い立場の労働者が
 こうした働き方をさせられている。
 これは労働政策の基本にかかわる大問題だ」と
和田教授は説明した。

■整合性欠く「雇用改革」

その上で和田教授は、
「アベノミクスにおける雇用政策は、
 『日本を企業が世界で一番活躍できる国にする』
 という総理の言葉に象徴されるように、
 労働者の雇用の保護をどんどん無くして
 企業の自由度を高めるというものだ。
 これを受けて
 厚生労働省にワーキンググループができたが、
 労働者保護法制の極めて弱い国と比較して、
 『日本は規制が厳しすぎる』というような議論が
 まかり通っている」という。

「たとえば解雇問題。
 アメリカやデンマークといった、
 世界の先進国でも非常に特殊な国と比べて、
 日本は労働者の保護が強すぎるという話になっている。
 しかし日本の社会保険制度などは
 イギリスやドイツをモデルにしている。
 それを、
 解雇や残業代の問題だけアメリカ型にしようというのは
 無理がある。
 その国のシステム全体を把握したうえでの議論には
 なっていない」と和田教授は指摘した。

「たとえばアメリカというのは、
 自分の身を拳銃を持って
 自分で守れというような
 非常に特殊な自己責任主義の国。
 あまり日本の参考にはできない。
 また、
 解雇自由が原則ではあるが、
 差別禁止規定は日本よりはるかに厳格で、
 実際には好き勝手に解雇できるというわけでもない」。 

「そしてデンマークは
 労働組合の組織率が80パーセントの国だ。
 労働者は法律ではなく、
 労組の力によって保護されている。
 ところが一部の経済学者は、
 そうした実態を見ずに法律の規制だけを比べている」と
 和田教授はこうした動きを厳しく批判した。

■労働組合にこそ社会的責任がある

「総選挙でも、
 憲法9条や96条は比較的注目が集まったが、
 労働法には関心が集まらない。
 結局、
 労働問題の一番の解決手段は労働組合だ」と
和田教授は言う。
「労働法と労働組合とは車の両輪だ。
 両方が機能してはじめて労働者の権利は守られる。
 片方がなくなると曲がった方向に行ってしまう。
 我々は企業の社会的責任などとよく言うが、
 労働組合にも社会的責任がある。
 特に、
 個別の労働者が抱える問題に取り組もうとしない
 一部の労組は
 労働組合としての適格性が問われる」と和田教授は、
最後に厳しい言葉を述べ、
労組の取り組みに奮起を促したのである。

すべての くにの はたらたみは、
むすがろう! 


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by imadegawatuusin | 2013-08-06 14:47 | 労働運動