ーー"身勝手な厭戦"が侵略を止める!?ーー
![]() ロシアがウクライナに対して 軍事侵略を行なっている。 だが、 ロシア軍は初めに考えていたよりも 攻めあぐねていると言う人も居る。 仮に、 「ある一線」までウクライナ側が持ちこたえれば、 さすがのロシア国内でも厭戦気分が出てくるだろう。 だが、 その時に上がる声は、 今、反戦を訴えているロシア国内の人々の声とは かなり違うものになるのではないか。 「長引く戦争の負担からくる厭戦気分」により 反戦に傾くロシア人は、 こういう『身勝手な』ことを言い出すはずだ。 「なぜウクライナのために ロシアの若者が 血を流してあげなければならないのか」と……。 もちろん、 それで侵略が止まるのであれば どういう話の筋でもいいといえばいい。 「ロシアの大義」は疑わないような人々までもが 「それでも釣り合わない」と 言い出すようになるのである。 そうすれば それは、 侵略戦争を止めるための 大きな力となるだろう。 イラクやアフガンからの米軍撤退を促したのも、 開戦以来の粘り強い反戦運動だけではない。 そこには、 「イラク人やアフガン人のために なぜアメリカの若者が 血を流してあげなければならないのか」という声も 有ったのだ。 「抑圧的な支配者やテロリストを倒して 現地に自由と民主主義をもたらす」という 「アメリカの大義」を彼らは疑ったわけではない。 ただ、 「なぜ自分たちが アフガニスタン人やイラク人のために そこまで『してあげなければならないのか』」と なったのである。 【参考記事】 #
by imadegawatuusin
| 2022-03-23 11:04
| 国際
戦死者の数と厭戦気分は
必ずしも比例するわけではない。 「戦死者が増えれば厭戦気分が高まる」というのは 恐らく「ある一線」を越えてからのことだろう。 戦死者が増えれば 国内では遺族会の会員が増えていく。 その数が「ある一線」を越えるまでは 戦死者の増加は かえって「戦争をやめさせない」力学を 強めることも有りうる。 身内が敵に殺されれば 「もう戦争はやめてほしい」と 遺族が言い出すと思うのは かなり「おめでたい」発想だ。 「許せない! 誰か、早くかたきをとってくれ!」と なってしまう方がむしろ「普通」ではないだろうか。 もちろん、 無制限にそうなるわけではない。 どこかで限界は有るのだろうが……。 一たび始めた戦争を終わらせる難しさは ここに在る。 始めてしまうと中々終わらせられないのが 戦争なのである。 【参考記事】 #
by imadegawatuusin
| 2022-03-22 21:32
| 国際
――「私」が死んでも世界は残る―― ■「死ねば無になる」は独我論 「死ねば全てが無になる」という考えを 「唯物論」だと言う人が居て驚いた。 「私が死んでも世界は それでも有り続ける。 『私が有るから世界が有る』のでない。 『世界が有るから私が有る』のだ」と 固く信じるのが唯物論だ。 「死ねば無になる」は唯物論でない。 独我論である。 「死ねば無になる」という独我論は、 哲学的には それなりに考えるべきものを含む考えかもしれない。 ただ それは どう考えても唯物論でない。 むしろ その逆さまだ。 客観的に有る物質世界よりも 「私」という観念を先に立て、 そちらを軸に物事を考える典型的な観念論だ。 「私がどうなろうと、 客観的な世界というものは確かに有る」と 固く信じるのが唯物論だ。 世界の有る無しが私の生き死にに よると考えるなら それは唯物論でない。 唯物論は「私」でなく「世界」の側を軸に考える ものの見方なのである。 【参考記事】 ..... Ads by Excite 広告 ..... #
by imadegawatuusin
| 2022-03-19 00:59
| 弁証法的唯物論
――原発の危うさ ますます鮮明―― ■故郷を奪った原発は要らない 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故から 11年が経つ。 名古屋では3月12日に 「原発ゼロNAGOYA ACTION」が 3.11アクションを行なった。 およそ50人が参加した。 今、改めて、 非常時における原発の危うさが 浮き彫りになっている。 参加者らは、 一日も早い脱原発を願い、 「原発やめよう!」、 「原発要らない!」と声を上げた。 #
by imadegawatuusin
| 2022-03-13 09:35
| 環境
――ロシアは軍事侵攻をやめろ!――
「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」は 名古屋市中区の栄で ロシアによるウクライナ侵略に抗議する 街頭宣伝を行なった。 およそ40人が参加した。 私も、 「軍隊で他国を侵略することを、 『仕方無い事・当たり前の事』に してはならない。 どんな理由が有っても 『それはダメな事なんだ』という声を 世界中から上げていこう」と訴えた。 プーチン政権は ロシア国内で反戦の声を上げる人々を 弾圧している。 独立系メディアや外国からの報道を 遮断しようとしている。 プーチン政権が何よりも恐れているのが 国内外の反戦の声なのだ。 今、この瞬間も、 ロシア国内を含む世界の人々の反戦の声は ロシア政府・ロシア軍の動きを縛っている。 侵略戦争は許さないという 当たり前の原則を堂々と掲げて キチンと声を上げていくことが 今、何よりも大切だ。 【参考記事】 ..... Ads by Excite 広告 ..... #
by imadegawatuusin
| 2022-03-12 12:49
| 国際
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自己紹介と連絡先
名前:酒井=徹
生まれた日:昭和58(西暦1983)年8月22日 世わい:38歳 住家:〒454-0013 日本国愛知県名古屋市中川区八熊一丁目12番6号 明治第4ビルディング205号 電話番号:070-4531-5528 電子郵件宛先:sakaitooru19830822@gmail.com つぶやき網誌:https://twitter.com/SAKAI_Tooru カテゴリ
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